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本日の国会~被災地への仮払 [地震]

自民党議員の質問を見ていて思った。

「東電の支払能力と即応性に限界があるので国が被災地支援の仮払を急げ」という主旨の発言があった。

被災地支援に速度が必要なのは確かだが、

「支払能力」の限界を認めた上での仮払金である。

仮払金を出すにあたっては、東電による税金からの借財であることを明確にし、

被災資産以外の資産を「税金からの借財に対する担保」として順次あるいは即時に拘束を明確に

すべきだろう。

債権放棄を強いられる可能性がある金融機関はさっさと先順位をあけて国に協力すべきだ。

功利主義者たちは、さっさと切り捨てる方を選ぶのか、それともまだ見ぬ果実を追いかけるのか...
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浜岡原発と電力不足の不思議な関係? [地震]

今日、テレビで某TB●局のM氏が司会をやっているお昼の番組で不思議なことを聴いた。
昼飯の準備中だったので間違いならごめんなさい。

「東京地方のこの夏の必要電力は5,500万KWで、どう集めてきても5200万KWしか電力が集まらない。300万KWの不足だ。浜岡原発が停まると、中部からもらうはずの100万KWさらに減るから、400万KW足りないんですよ、大変なことでしょう。」と始まった。
次のパネルのシールをはがし、見出しを説明。そこに写真が貼られているなんとかという方が、「15%の節電をする。罰則も設ける」とコメントしているという。(乱視なので顔はよく見えなかった)その方が、「さらに節電が厳しくなる云々」と言っているというコメントが続き「大変だ、大変だ」と煽っていた(そう聞こえた)。

東京地方のこの夏の必要電力    :5,500万KW...A
準備可能な電力             :5,100万KW...B
不足する電力(A-B)          : 400万KW...C
節電予定の電力(5500万KWx15%): 825万KW...D
    C<D    D-C=425万KW
てことは想定内じゃないの?その方の節電目標の。
あえてマスコミが今あおるところかなあ。
「想定の範囲なので、粛々と節電を」と伝えたらいいのに、と思った。

ちなみに400万KW÷5500万KWx100≒7.3%です。
1日8時間分使っているものを、7時間25分分にする、てことだね。
ないもんはない。非常時なんだから。我慢するしかないんだから。

テレビ局も他人に煽るばっかでなく、自ら非常用以外の放送を1日に3時間位休んだら?

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「がんばろう 東北」に休日を [地震]

悪夢の3.11からもうすぐ2か月。
被災者の方々が地震、津波、原発、余震と耐えがたきを耐えておられる。

全国、世界各地から物資や支援が届く。誰も休む暇などない。
皆さん生きるのに必死だ。だから動き続けられる。だから私は心配だ。

「がんばろう 東北」。今の日本の旗印だ。
東北を元気づけよう、がんばってもらおうという気持ちはわかる。
スポーツを通じたメッセージや、歌もいいだろう。
ただ、ちょっとそろそろ「がんばれ、がんばれ」と言いすぎない方がいいかもしれない。

ニュースやワイドショーを見ていると、何でも話題になりそうなことに食いつき、「大変な中、こんなことをされています」「この方はこんなにがんばってらっしゃいます」と取材が繰り返され、力強く戦う人々が取り上げられている。取材を受ける方たちに落ち度はない。それどころか、気丈で立派なことをされていることは称賛したいし、応援もしたい。しかし、大半の方々はそこまでたどりついてないのではないだろうか。

私は、その映像を見て「全国からの支援の声に私は応えなければいけない。がんばらないといけない。寝てなんていられない。」とせきたてられている方のことを心配している。
家を流され、親、子供、家族を亡くし、友達を失い、田畑を放射能で失い、町が亡くなった人々。普通なら一つのことが起こるだけでも精神的に疲弊するのに、それが一挙に押し寄せた方がたくさんいるのだ。

まだ震災から49日が明けたところだ。仏式ではまだ亡くなった方をようやく送りだしたところである。
まだ、心の傷が癒えず、がんばれない人はたくさんいる。休む時間がいるはずだ。あまり「がんばれ!がんばれ!」と私は言いたくない。
その中でがんばらざるをえない方には、本当に気の毒だと思うが。

そろそろ、一般市民を取材対象にしたり、避難所をカメラが動きまわることをやめる日をつくれないか。
常に人の目にさらされて平気な方は東北にそれほどいらっしゃらないはずだ。
「おばあちゃん、どうですか」「子供の日はどうですか」「1か月おくれの学校の感想は」毎日カメラで撮らなくったって、聞かなくったってわかるじゃないか。
子供や老人が、マスコミの期待どおりに応えようと模範的解答を探しているのが気の毒でならない。マスコミに応えるために「がんばる」のをやめさせてあげられないか。

「なんとか休んでもらおう、東北」の日とか、「少しでもゆっくりしてもらおう、東北」の日とか何か、静けさをもって休める対策はないものか。

「がんばれ!がんばれ!」はマッチョ過ぎて、まだ受け止められない人にとっては重荷で気の毒だ。

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