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人員流動化のために資格の開放を! [政府]

職業の流動化が叫ばれ、実際転職者が増加する一方である。
ところが日本の場合、ステップアップしていくことはなかなか困難だ。

そこには資格制度の閉鎖性がある。
既得権者の妨害と言ってもいい。

例えば、調理師。無資格営業ができるが、資格を取って営業しようとすると実経験2年以上、
となっている。つまり、衛生や調理や健康の知識のない人の料理は食べられるが、独学で
知識と資格を持って開業しよういう人の料理は食べられないのだ。
結局消費者は無資格、無知識な人の調理を信じて食べるだけである。
資格の逆転現象である。もっとも調理に携わる人の中の資格で、ステップアップの為の
資格だったということだろうが、外部からの参入障壁になってしまったことは間違いない。

実務何年、学校3年以上などという資格が多すぎてはとてもではないが職業の流動化など
進まない。転職したらアルバイトを2年、3年とやらねければならない。
家族を養うためにはそんなことは難しい。
ということは中間層の転職の障害になっているということだ。

私は経験者の優遇を認めないわけではないし、技術訓練を行ったものに限るものはそれでいい。
問題は業界外部者が受験すらできないという状況が問題だと言っている。
合格のバーを上げる、実務者外の必須一次試験を設ける、論説試験や面接試験を追加する、
など色々できるはずだ。
外部の人間を排除するような「実務何年」というのは人間の流動化にはつながらない。
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アベノミクスねえ・・・ [政府]

今日も東京市場は酷い展開。
701.92円安の12587.40円。円は94円台だ。
民主党時代よりは随分ましにはなっているが
自民党政権も拍手喝さいというものでもない。、
アベノミクスは矢を放つが、「目標」と「金融操作」のほかは「???」である。
薬と先進医療の販売の仕方を変更したところで、独占業務の中での話だから
一般にはちっとも波及しない。

経済対策や経済理論では必ずこうなる、と言われることも
残念ながら人間の期待や判断といった非計量的要素は多分にあるわけで、
景気の気は気分の気という人が多いけど、ドンチャン騒ぎのあとに
財布の中が少ないことに気付く、なんてことはよくあることで、
気分だけよくても長続きはしない。
実態はない。
株価に一喜一憂するな、と言うが、
政府がてこ入れしている輸出関連業の財務の連中は円高円安に
毎日一喜一憂している。それが経済なのに、一喜一憂するなとは
何たる精神論。日本経済のフン詰まりの原因の一つ。

どんどん円高がとことんまで進むならドル買いして日本からおさらばというのも
悪くない話だ。
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日本野球機構に見る日本型経営 [事件]

日本で企業なり団体で不祥事が起こるとまあ、大体こんな感じの見解がなされますね。
いつまでたっても質が低いというか、結局こういう人たちが牛耳っている社会というのに
不信を抱くっつうか、呆れてるというか。
前も言いましたが、日本が浮上しない原因というのはこういう体質にある、ということがまたまた
証明されてしまいました。

ルールを変える。

利害関係者がたくさんいる。

ルールを変える内容を知っているのは最初一部。

利害関係者には伝えない。

ばれる。

トップが知りませんでしたという。

上の「ルールを変える」を「違法行為発生」とか「事故発生」「事件発生」
と変えれば大体のことがこういう始末をしているということが分かるでしょう。

コミッショナーがが知りませんでした、はないだろう?
ということは、コミッショナーのサインを誰かが不正に使用して、
コミッショナーがサインを印刷すべきではないものを業者に作らせていた、ということになる。
保険証書や、預金証書は1枚1枚サインされているわけではないが、
自分の会社のレギュレーションに基づいて発行されたものだ、責任は持つ、
という意味を持っているよね。
コミッショナーが「本件私には責任なし」といったということは、
署名の不正使用をしたやつがいるっていうこと。
つまり、社長のハンコを勝手に使って業者に発注した奴がいた。
そういうことだね。
団体としては、それによって利害関係者が損害を食らった場合は署名物が「表見」であっても
責任があるから善意の第三者に対抗できない。つまり、昨シーズンのルールに基づいて球団が
投資させられた費用や選手が失った出来高分なんかは賠償する可能性だって出てくるはず。
ところが、トップは不祥事ではないといっている。
前の基準外のボールを改善した、と言っているけど、じゃあ、去年出来高払が受けられなかった
バッターに支払う責任はないのか?ということになる。基準以下のボールも
コミッショナー署名モデルであるのに。

今年はホームラン去年の1.5倍くらいになりそうだ。ということはホームランがでる
オッズが変わるということだ。敬遠すべきところを勝負して一発行かれた選手が可哀そう。
完投しても毎試合ソロホームラン1発で増えれば防御率は1点上がる。
バッターは何割引きだ、と言われそう。
球団は出来高に割増割引と大混乱だ。
この秋はもう、オオモメ必至だ。
その時もコミッショナーは知らん、と言い続けるのか?

トラキチとしては快走する阪神電車にバンバンザイなのだが、そういえば新井よく打つよな、
福留のここ一発がよく出てたよな、とベテラン勢の活躍を色眼鏡で見てしまう。
ホームランは劇的だからある程度見せてほしい方なのだが、ルールを変えたら変えました、ていう。
それだけのことだったのにね。

それにしてもその中で藤波、菊池といった若手の新星投手が出てくるというのは
素晴らしいことだ。彼らは何割増しの活躍にするのか、球団にはよく考えてほしい。










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