永久凍土 [原発]
原発についてもうひとつ。
人工で永久凍土を作業中に造りつづけるというのだが、
それにかかる期間や経費(設計料、工賃、運用費など)は全く説明されず、
その凍土(当然に高濃度の氷と土になる)をどうするのか、全くビジョンがない。
地下水を逃がせばいいということで片付く問題ではない。
そもそも暑い夏のある日本の屋外で凍土を作るなどということができるのだろうか。
一体どれだけ電気を食い、それが電力料金に転嫁されるというのか。
ついでに言うと、原発が温暖化を和らげるために必要だというなら、
その技術でシベリアに永久凍土を作るプラントを何十年か動かした方が
温暖化が止まるのではないか?とさえ思う。
何事も理論的には出来る。私は温暖化危険説を信じていないが。
人工で永久凍土を作業中に造りつづけるというのだが、
それにかかる期間や経費(設計料、工賃、運用費など)は全く説明されず、
その凍土(当然に高濃度の氷と土になる)をどうするのか、全くビジョンがない。
地下水を逃がせばいいということで片付く問題ではない。
そもそも暑い夏のある日本の屋外で凍土を作るなどということができるのだろうか。
一体どれだけ電気を食い、それが電力料金に転嫁されるというのか。
ついでに言うと、原発が温暖化を和らげるために必要だというなら、
その技術でシベリアに永久凍土を作るプラントを何十年か動かした方が
温暖化が止まるのではないか?とさえ思う。
何事も理論的には出来る。私は温暖化危険説を信じていないが。
美味しんぼは風評被害か? [原発]
作者が左よりだという噂は聞くし、本当に現場の状況下で鼻血等の劇症が出るのかも知らない。
かといって、福島で何が起こっているのかは知らされず、これからも原発を動かし、
海外にまで輸出しようという人たちが本当の安全を語っているとは思えない。
そもそも「風評被害」という言葉は何もないところに立つ噂による被害であって、
世界最大級の原発事故が起きた地域に使う言葉ではない。
安倍首相のコントロール下にあるという発言は失言だと思う。
コントロール下にあるならば、不可思議な雇用形態や人集め、ひいては地下経済の暗躍の噂など
は出てこない。普通の労働ではないし、危険手当が出ているのである。
レントゲン技師は毎回撮影の度に外出している。
原発の作業は短時間に制限されている。
あれが漏れた、これが間違っていたという説明はあっても、
被害範囲がどうなったのか、それによってモニターの数値がどう変わったのかなどは
全く示されない。
水漏れを起こした貯水タンクの性能不足、あるいは性能さえ検証できぬまま
使われているように、今後の凍土工法も怪しいものだ。
理論上可能、というのは出来る出来ないとか、安全に実現できるとかは別の話である。エベレストをドームで囲うとか、マリアナ海溝の底までエレベーターを作るとか、何でも理論的には出来るのだ。
理論的には可能、で済むなら、鉛害が出ない加工がされた鉛のボールの空洞で地下も地上も
囲ってしまえ、なんてということもできる。
だが目の前にあるのは現実である。
結局のところ、放射能を止める対策はなく、危険とされる地域があり、危険な作業を作業員はしている。
コントロール出来ているのは現場の立ち入りくらいで、何一つ解決していない。
だから、登場人物が通った場所によっては、感受性の強い鼻の粘膜くらいはダメージを受けて
鼻血の一つも出るかもしれないから、風評被害とは言えないのだ。
あそこから流れている水のおかげで広範囲にわたって魚が食べられない。これが事実だ。
かといって、福島で何が起こっているのかは知らされず、これからも原発を動かし、
海外にまで輸出しようという人たちが本当の安全を語っているとは思えない。
そもそも「風評被害」という言葉は何もないところに立つ噂による被害であって、
世界最大級の原発事故が起きた地域に使う言葉ではない。
安倍首相のコントロール下にあるという発言は失言だと思う。
コントロール下にあるならば、不可思議な雇用形態や人集め、ひいては地下経済の暗躍の噂など
は出てこない。普通の労働ではないし、危険手当が出ているのである。
レントゲン技師は毎回撮影の度に外出している。
原発の作業は短時間に制限されている。
あれが漏れた、これが間違っていたという説明はあっても、
被害範囲がどうなったのか、それによってモニターの数値がどう変わったのかなどは
全く示されない。
水漏れを起こした貯水タンクの性能不足、あるいは性能さえ検証できぬまま
使われているように、今後の凍土工法も怪しいものだ。
理論上可能、というのは出来る出来ないとか、安全に実現できるとかは別の話である。エベレストをドームで囲うとか、マリアナ海溝の底までエレベーターを作るとか、何でも理論的には出来るのだ。
理論的には可能、で済むなら、鉛害が出ない加工がされた鉛のボールの空洞で地下も地上も
囲ってしまえ、なんてということもできる。
だが目の前にあるのは現実である。
結局のところ、放射能を止める対策はなく、危険とされる地域があり、危険な作業を作業員はしている。
コントロール出来ているのは現場の立ち入りくらいで、何一つ解決していない。
だから、登場人物が通った場所によっては、感受性の強い鼻の粘膜くらいはダメージを受けて
鼻血の一つも出るかもしれないから、風評被害とは言えないのだ。
あそこから流れている水のおかげで広範囲にわたって魚が食べられない。これが事実だ。