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電機メーカーの赤字 [経済]

以前に書きましたが、アメリカの自動車業界が軽自動車規格を
攻撃しています。私はアメ車のデザインが昔から大好きですが、
その国のトレンドやニーズを考えない商品づくりと、他国のマーケットを超えた
商品力開発の乏しさのはけ口、といったところは間違いないでしょう。

我が国の電機メーカーは何も学ばなかったのでしょう。
「独自性より汎用性」、「機械を配ってでもソフトを使ってもらう」
といったビジネスモデルはもう何十年も前から始まっていたはずです。
いまさら「独自製品はよくてビジネスモデルが間違っていた」というのはどうでしょう。
製品のニーズのない商品は良い製品ではないのです。
間違っていたのはビジネスモデルではなく、必要のない「よくない」商品
だったからなのです。

ワンセグ開始当時の分厚い携帯、今も「家電」として使ってます。
FMラジオ、ICレコーダー、カメラ、ストップウォッチ、時計。
後の携帯はラジオはなくなったので、結構使えます。
携帯電話じゃなければ、こんなに高性能の小型のマシンはないですが、
毎日ポケットに入れて歩くには邪魔ですね。
アジアやアフリカじゃ売れんよなあ、と改めて思う。

技術の保全についても、軒先を貸して母屋を取られるのを嫌がったんでしょうが、
工場や株を譲渡することになって、結局軒先を貸すこともなく母屋を売りに出してしまった、
というより買いたたかれた。さっさと傘下にしておけばよかったのに、傘下に入ることになった。

アメ社業界の一方で日本車のニーズ、トレンド、マーケティング一辺倒の自動車も
飽きられ始めています。

中国産を笑っていたら、あっという間に追い抜かれた。
自分たちが60年代に10年でやってきたことを中国がやっていることを
忘れすぎじゃないか。
自動車なんて、他社の車をばらして真似して作って、デザインもまがい物のコピーをかぶせた
だけだったじゃないか。私は日本車のデザインがアメ車を上回ったことはない
と思っている。いつまでも、アメ車やドイツ社と比べても「負けない程度」でカカクヤスク、
という作り方をしてるから、勝てないのは当たり前。最初から超えるつもりがないから、
次にやってくる日本社製に「負けない程度の必要度」で価格安く、というのが出てきたから
負けたのだ。中国が21世紀に入って10年で追い抜いていくのは別に驚くべきことではない。
日本に60年代から70年代に起こったスピードと変わらない。
今、日本製品は板挟みだ。
オリジネイタ―の圧力と後進の追い上げ。
商売とは何か?をもう一度考える時期が来たのかも。
あと、規制、規制とうるせえんだよ、ほんとに。
闇市から発展してきたように、道端から、ガレージから、行商から商売が出来るようにしないと
日本は死んじゃう。そのためにも、サラリーマンの副業規約を禁止し、
経済の自由を促進しないと。
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