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未来と私が生きた時代 [政治]

前回も書いた続きです。
日本にまともな安定政権が出来るのは最速で次の次の選挙以降。
経済の安定も10年先くらいになるということ。
バブル崩壊から30年かかる。
私は見た目の数字だけの平成の経済成長をカウントしてない。
一般労働者には本当に厳しい時代だったし、景気がいいという実感は皆無だったと言ってもいいから。
明治政府以来最長の不況時代を私は生きたことになる。

ネオコンと経済崇拝という、ナチにも匹敵する連中に恫喝され続けた時代だった。
「自己責任」というレッテルですべてを片づけながら、リーマンショックも原発問題も
国の借金もだれも責任を取らない。自己責任っていったいなんだったんだ?
社員の失敗は「君の自己責任」で経営の悪化は「予測不能の経済情勢」。
経営の厳しい会社の経営陣の常套文句である。
まったくすべてがこの構図なのだ。

自己責任社会なのだから、経営悪化で社員の給料を引き下げなければならなくなった会社の経営陣は
どんどん辞職しなければならないし、株主総会でも刷新が求められてもいいはずなのに、
この国は一向にそうならない。

自己責任社会なんて全くの虚構で、そういう風潮を作って、都合のいいように操作するための
仕組みに過ぎない。なぜ、それに気づかず自らその仕組みに身を投じ、その片棒を担ぐのか。
利益の追求が資本主義の基本で、失敗した経営陣の片棒を担ぐことが株主の利益の阻害に
なるならば、彼らは反資本主義者である。結局子飼いのムラを作っているだけである。
総じて国がそうなっているなら彼らは国賊である。

なに時代と呼ばれるのかわからないけど、そんなものが「支配」する時代だったのだ。

僕らの時代は、高度成長期の連中や、逃げ切った団塊の世代にはわからない。
若い人たちには何としても、自分の世代のせめて半分でも「いい時代」と実感できる
時代を作ってあげたいし、作ってほしい。
年寄りはおこぼれを預かる程度でいい。
主役がいい思いをできる時代になってほしいものだ。
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