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貧困とは何ぞや  [生活]

貧困、貧困、と最近しょっちゅう言われるけど、最近は「貧困」という
言葉を使う人の思考が貧困な気がしてならない。

こないだ、Mr.サンデーでやってた「貧困女子」を見て思ったんだけど、
家賃を収入から差し引いて90000以下を「貧困」と定義し
「ある中でやりくりしてる」のを「消費の少ない者」と決めつけて取材していた。

でも、あれ、あるべき姿なだけで貧困ではないですよね。
たしかにリッチではないけど。
家賃収入を差し引いて90000円が貧困ライン、ていうなら
僕は「貧困」です。なぜなら、1人当たりの生活費を90000円、
我が家の生活費は手取りから家賃を差し引いて270000円もつかってません。
その計算で行くと、3人家族の場合、3x90000円+家賃+税金以上の収入
がないと非貧困層になりません。
逆計算すると、大人3人の世帯で仮に家賃100000円なら、270000円
370000円x12=444万円となります。
ざっくり給与総額550万円の人が所得税と社会保険で100万円払うとすると
手取り450万円だから、差額は毎月数千円の違いです。

だから、自分に90000円使える彼女たちは、自分にかけられる金額に見合った生活をしているし、
普通に立派な生活をしていると言えます。

どっちかというと問題は、それを貧困として扱っているマスコミと官僚です。
それこそマスコミに勤務してる人からみりゃ貧困だろうけど、それは普通です。
国が、その平均的な人々に近い人を生活保護の対象としているところに問題がある。

我が家の生活保護モデルを計算すると...なんと、俺の収入から家賃+生活費に回してる額と
ほとんど変わらん!20万以上もらえる!生活保護+αくらいの生活やったんか。
でも、僕、「貧困」ではないよ。金持ちではないけど。

テレビ番組で貧困層の取材するとき、「今日もコンビニ弁当で...」
とお涙ちょうだいな演出をしているが、まったくもってあほである。
カロリーベースや味覚ベースでなく価格ベースで考えりゃコンビニ弁当やサンドイッチなんて豪勢な夕食だ。
未だにあんなもん買う気がしない。
あれは「金があって時間がない人」が時間がない時に代替食として食っていいもんであって、
「金がないけど作るのが面倒な人」が代替食として食っていいもんではない。
ほんとに金がないけど、借金もせず、なんとかやっていこうと思ってるやつは
あんなもんは食わん!いや、食えん!

僕は貧窮時代、小麦粉とキャベツで1週間の晩御飯にしてたし、
普通にパンの耳はもらいに行ってたし、
食料品店の友人に頼みこんでサンプルももらったし、
自家栽培の八百屋のおっさんに頼んでねじ曲がったきゅうりはとっておいてもらったし、
豆腐屋の廃棄物であるおからももらいに行った。
米不足の時は抱き合わせ販売されたタイ米が嫌いな人からもらい集めたし
タダ券はすべて使った。
5kmくらいは平気で歩いたし、寒かったら布団からでなかった。

ジャガイモ一個、米100g、玉ねぎ1個、特売豚肉100gを現物支給していくらかかります?
都会のワンルームマンションで毎日コンビニ弁当くってりゃ金なくなるのあたりまえやん。

生活保護の支払いを減らして、農協を通さずに野菜を安く買い取って配るとか、
言葉は悪いけど救貧院みたいに食事できるとこを造るとか、現物支給の方が
社会保障費は安くつく。それようのハコモノさえ造らなきゃね。

まだ増税に反対する理由はあるということだ。
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