SSブログ

中国の為替問題。米国の対中赤字。 [国際情勢]

アメリカは対中赤字を問題視する。
80年代の対日赤字みたいに見える。
今の世の中、僕が着てるものはほとんど中国製。
中国に黒字を蓄積させてるのはだれか?

資本主義が共産主義国の自国労働者と比べて、相対的に安い労働賃金
の国に投資して設けようとした結果だ。
グローバリゼーションで儲けようとしたのは
最大の資本主義国家の米国であり、
その新しい錬金術に追随した国々である。

対日赤字が問題になっていた80年代は、
日本企業が自社ブランドで大量に輸出し、米製品を駆逐
していたことが問題とされていたが、
現在は資本主義国家が、自社工場を中国にもっていくか、中国の工場を使い、
自社ブランド製品を作っているというところが大きく違う。
それ程強く文句が言える世界だろうか?

為替を固定相場としてきたことや、環境問題を省き、非人道的賃金で競争力を維持している
状況に問題はあるが、それは一方で「中国ならそれができる」という企業の
経営上の目論みが下支えしていることである。

中国の経済を攻撃しながら、
中国進出を企業の生き残りをかけた国際化と賞賛し、
国内の空洞化を嘆く、という金の亡者の因果応報の悪循環がここにある。

相変わらず、最初は利用して、もうけ過ぎた奴はたたく、という資本主義
のチェーンは続く。このまま共産主義経済に負け続けるつもりか?
経済学者、エコノミストは何をしている?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。