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国会 山谷えり子対田中防衛大臣 [政治]

無駄な時間だった。
北朝鮮にとっては有益だったかも知れない。

議員が国会で
「わが軍の防衛体制、命令体系をテレビ中継で説明せよ」
と迫るのである。
敵国がミサイルの準備をしている最中に、である。

防衛大臣は
「私と、幕僚長と、以下云々」
と話すのである。

彼らは有事の話だという意識があるのか?
吉本新喜劇なみである。
「ここにはだあれも隠れてへんぞ!」とドアをふさいだり、
「忠志さんがまきちゃんと駆け落ちしようなんてことがお父さんにばれたらえらいことや」
と当のお父さんの前で言うてしまうとか。

山谷は、国会でそれをやらせようとするし、
田中は馬鹿扱いされないようにペラペラしゃべる。

自国の威信をかけて、新しいヘッドの面目を保つために打ち上げる
ミサイルを領海を侵したら撃ち落とす、と言って対峙している国家の
命令系統がわかったとしよう。
しかもミサイル迎撃システムの、である。
もし私が敵国の指令官で、本気で首都を落とすつもりだったら
名前が出た人は順番に始末しにかかるだろう。
リザーヴがどんなにいたって、
レギュラーより補欠が劣るのは当然だから。
戦力ダウン、撹乱、恐怖の植え付け、効果は絶大のはずだ。

このようなことを国会でやっていて、2大政党といえるのか?
労働党と保守党、共和党と民主党、色々対峙していても
国防に関してはここまで馬鹿はやらない。

山谷は本当に知りたければ防衛省に確認をすればいいことだし、知って言ってるんだろうし、
田中は
「軍事機密です。非常事態に何でもオープンにすればいいというものではない。よく考えなさい」
といえばいい。「馬鹿。」とつけ加えたっていいくらいだ。

「いざ鎌倉」というこの時期に馬鹿のショーケースを国会でやらないでほしい。

それにしても「首都」は守るとか、事前に自治体に設置を説明するとか、
どこにどんな装備を置きます、国家防衛の兵器を市民の皆々様に説明します、なんて
ことオープンにすることが必要なディスクロージャーなのか?

私が本気で戦争を仕掛けて、ミサイルを首都に打ち込む気なら
本体を打ち上げる前にその説明会のあった町に向けて
戦闘機を向かわせたり、別のミサイルで叩きにかかるだろう。
そこを戦地にして混乱させるだけでも価値は十分にある。

またしても民主党の手柄だ。自民党も民主党も「まずないだろう」と
思いながらの軍事ごっこだということをさらしてくれた。
想定外は去年もう聞き飽きたというのに。
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