セシウム汚染牛Ⅱ

セシウム汚染牛、第２弾。
汚染餌牛42頭出荷。

一部の畜産業者、と信じたいところだが、氷山の一角なのだろう。
有象無象がいっぱいいる、ということ。

神戸の時も、マスコミは美談ばっかり取り上げてたけど、実際は
人間の暗い部分というか、「そら、大変、無茶苦茶なやつもおった」
と言う話も聞いた。だから、驚かない。

今回も美談優先で、「我慢強い、素朴な東北人」が報道の暗黙の了解。
復興してもらわんと何ともならないから、支援もせなあかん。
イメージ下げられへん、風評や、言うて文句言うて来るやつもおる。
そらしゃあないねんけど。

某ＭＢＳ放送の番組で、スミさんが、「地震も、原発もこんなことになって
しもたけど、被災地の農業でも、電力でも、どっかで、自分だけはうま
いことやってやろう、ばれへんたらええ、逃れられる、と思てる人ら
がいるんじゃないか」（筆者要約）と漏らした。実直な言葉だと思う。
まわりの局側の人は「風評」を恐れて火消しを一生懸命やっていたけど。

でも、またまた、風評の域を超えてしまったんだから、そのとおり
受け止めてもいいと思う。

武田邦彦氏のブログに、安全宣言が出ているとこは避けましょう、という
ことが震災後早々に載っていた。
それはどうかな、と思っていたら、予言は当たってしまった。
聴き取りで偽り、「売れるうちに」と偽装商売した人がいたのだ。残念ながら。

これでも、被災地の食品を買わない、とか、地元の子供に食わせるのは
よくない、というのが、風評盲信の非国民、と言うのか。
被災地を見捨てるわけでない。今は喰らわない、それだけだ。

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