SSブログ

787 株価に水を差す [経済]

ボーイング787が事故連発。
鳴り物入りの中型機で、日本の技術がふんだんに取り入れられている、
と宣伝されていた機体だ。
問題となっているのは小型バッテリーの技術である。
ひょっとすると電気系統の過密さが原因だったのかも知らない。
いずれにしてもシステムにかかるバッテリーへの負荷と性能がミスマッチだったということには
間違いがなさそうだ。
統合するボーイング社のコーディネートや基本設計、電気系統に問題があったところのかもしれない。
しかし、その負荷に耐えうるもの、壊れないものかどうかを判断して
他社と競合し、その上で製品を提供していくのはバッテリーメーカーの使命だ。
自社の製品に負荷がかかり過ぎるのを見抜けなかったのは残念ながら責任を
免れないだろう。
しかも1機何億ドルもする巨大機械で、それ以上に人命が乗っかっている。
運航が休止になったり、出荷が遅れればそれだけで巨額の損害が運航会社や機体製造会社に発生する。

間違いなくリコールとなり、莫大な修理費と改良費、運航に対する損害が発生する。
バッテリーそのものが原因となれば天文学的数字が請求されるだろう。
787に寄与する大手重工、炭素繊維会社は生産の停滞を余儀なくされる。
なにせ1機160億円の機体の納入予定だけで数百機分あるのだ。
どのような数字になるのか、保険がきくのか。
保険の保険はどこまで連鎖するのか・・・
いずれにしてもとんでもない数字が滞るのは間違いない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。