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小沢-野田-輿石 [政治]

三者三様の三悪人ぶりであるが、並べてみる。

小沢。
この人は裏が暗いし、混乱を好み、壊し屋なので好きではない。
この人のまわりでぴゃーぴゃーいっている女性を中心とした新人議員にも辟易している。

しかし、会談で語ったことは筋が通っている。
増税より先にすることがある。
マニフェストで選挙をしたのだから守るべきである。

一面原理主義的であり、かつできなかったことを公約とした責任はあるし、
官僚は強敵で敗軍となり、トリマキは数合わせだ。
しかし、話の筋「だけ」は通っているのである。
彼は選挙で自分のトリマキが負けることは諦めているのだろう。
もともと政治意識じゃなくブーマーなのだから、しょうがない。
ただ、「言葉」が政治を作ることだけは知っている。

野田。
一見低頭な感じであるが、言ってることは無茶苦茶である。
選挙では増税否定、党首選挙では増税推進、
マニフェストの失敗は認めても撤回しないし、実行もしない。
復興「限定」内閣だったはずなのに増税内閣になる。
マニフェストもさることながら、それ以前に二大政党拮抗、対決の政治を目指していた
政党が身内をまとめられず相手政党と手を結ぶ。
はっきり言うと、今回のお手手つないでは実質「大連立」であり、政局による
国民の裏切りである。二大政党政治の破壊である。
マニフェスト以上に私たちが期待したはずのものである。
決められる政治の脱却でなく、決められない政治の延長線上にあるだけである。
どうしても政局と自己の増税論に固執したいなら、即解散し、
自分が一級戦犯か、ジャンヌダルクか、決着すべきである。
言葉と違う政治をしてもいいと考える人。
増税はに変節した時点で自民党に移り、数の論理を実践すべき人だった。

輿石。
党を割りたくないだけの政局の権化である。
政党政治は数が命であるのは小学生でもわかるが、
数を維持しても採決できない政党になり下がっていることに気付いていないか
あるいは目をつぶっている。
たぶん、渦中の自分に酔っているのだろう。
いまさら、野田-小沢ラインをつないだところで政変は起こるし、党は間違いなく
割れるのである。
政局の打開や調整能力はないでしょ。
セレモニーの立会人としての存在以上の価値はない。

選択肢がこれしかない三択なら小沢だが、どれも選びたくない。
実質この3人がこの政党のキャスティングボードを握っている時点で
神は死んだと思う。
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