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小保方、再調査拒否 [科学分野]

理研は再調査打ち切りへ。
まあ、企業としては当然と言えば当然というか、の対応だ。
慰謝料払っても大したことないから、追い出してしまえばいい。

小保方とて、理研に不手際やら疑惑があったところで、
会社の名前を出して発表する論文ネタをミスであれ何であれ、
発表してしまったわけだから、懲戒か否かは別にしていずれ去らざるを得ない。
これ以上道連れを増やす前に世間的にはなかったことにした方がいいだろう、
そんなチョイスを感じる。

しかしね、今回の件は特許がらみやらがあって、おいそれとは片付かない。
オボ弁護団も最強弁護士っぽいし。
理研としてはおそらく絵が描けたからゴーになったんだろう。
手打ち方向じゃないかね。
小保方、左遷、自主退職という。

ただ、特許の問題があるとはいえ、社内の特許だから会社はかなり守られた状況で
握ってるんだろう。論文取り消し方針は出てるけど特許取り消し方針はでてこない。
つまりは、美味しいとこだけいただいちゃおうということだろう。
彼らはこういうはずだ。
「法的には問題ございません」
そう、そのとおり。

ただ、そういうことばっかやってるから日本の技術流出、モラルハザードが続いているということ
を彼らは忘れている。
大したものを生みだしたこともないのに自分はたいそうな技術者で、
モラルを法的責任で片づけるから法の網にかからないものはドンドン出て行く。
もうそろそろ気付くべきだと思う。自分が悪しき前例となる当事者だということを。

アメリカ式に企業の責任について一時的にでも会社が吹っ飛ぶようなやり方を認めて行かないと
モラルハザードは深刻になるだろう。
アメリカの裁判はとかく批判が強いが、あのおかげでかなり改善されたはずだ。
個人の権利と企業の権利、企業の責任、企業犯罪の重罪化など、
表面的でも具体的に裁判が批判したから今のアメリカがある。
日本はもみ消し専門だから表面的にはなっていなくても、
ずっとくすぶり続けている。

あかんで、これでは。
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山中教授が切り貼り否定 [科学分野]

京大山中教授の2000年発表の論文の画像や図表に不正の疑い。
インターネットの指摘に「論文の内容に一点の曇りもない」と不正を否定した。
実験ノートから元データが見つからないことも明らかに。との報道。

ノーベル賞にケチがつくのか・・・
考えてみれば14年前の話だから37歳。
小保方氏と同じ30代。
まだここまで注目される存在でなかった時代の話。
小保方氏、調査委員長、山中教授とぞろぞろ出てくると、みんなパソコンが
使えるようになってからは案外「ピッピッ」ってやったのかなあ・・・と想像が膨らんでしまう。
まあ、「社長の課長時代の失策」くらいのものといえばそんなもんだが、
ノーベル賞の重みが邪魔をするね。

日本の科学者ってそういうもんなのか?
門外漢が聞く程度の情報だけだが、公平な目で見ると
「小保方消し」がきな臭く、さらに怪しいものになってきた。
あれまあ、て感じ。

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小保方氏会見 [科学分野]

何となくではあるが、失態をやらかした社員と、世紀の大発表の検証が出来なかった会社との
責任のなすりつけ合いの様相で、興味が薄れてきた。

小保方全面否定からスタートしたとしても、会見で本人が語っていた共著者の検証はどうだったのかという
疑問は残る。
今回会見で、若山氏の名前が再々出て、「そのあたりは得意分野の若山先生にお願いした」
というニュアンスだった。
幕引きしてしまいたい共著者と、しっぽを離さない彼女が頭に浮かぶ。

以外にも冷静で、淡々と、責任論、感情論以外の質問には答えていたように思う。

結局、社内の不正か失敗か、捏造かミスかなんていうのは理研社内の問題で、
STAPの事象があったかなかったかが問題なのに、と感じてしまう。

理研自体が「あった」と確認してネイチャーに推したのか、形式的に論文を見て推したのか、
確認自体を否定しようが、肯定しようが、理研自体の研究発表のあり方は批判されるべきだろう。

「研究」という、現時点では無形なものだから「発表したが騙された」なんて言ってられるけど、
これがエンドユーザーに届く商品や、安全にかかわる機械や、金融の仕組みだったらどうだろう。
「一社員に騙されました。検証し直します」では済まないはずだ。
秘密研究であれ何であれ、すべて法人の行動は利益のためと法律では見る。
ましてや特許等、莫大な利益を我がものにするか他社・他国のモノとするか、という
重大な発表のリリースにおいて検証してませんでした、騙されました、というのはあまりにもおそまつである。
発表した安全装置が誤作動したら、金融商品がプログラミングのエラーで取引停止になったら、
商品が爆発したら・・・どうなるかである。

残念ながら、小保方氏のあり方や、事実がどうであったとしても、1社員の責任では収まらないというのが
世間の常識だろう。会社、同氏の会見を見て、リリースした責任が著しく抜け落ちていたと感じた。
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