SSブログ

キプロスとEU、支援の大枠で合意 [経済]

キプロスとEU、支援の大枠で合意・・・
これって合意になるのかなあ。
課税対象者は全く合意してないのに。
ギリシャに預金を置いていた人は同じようなことでも
セーフでキプロスにあった俺はアウトかよ、
ギリシャ人にも払わせろよ!って思うよね。

この国別にルールが違うっていうのはすごくまずいことをしているなと思う。
通貨が財政政策を支配するっていうこと自体まずいことだけども、
通貨が国情を見て課税内容まで支配する、というのはさらにまずい。
統一通貨なのに、統一のルールがない。
つまり、弱い国はどんなルールを決められるかわかったものではない。
弱い国の銀行はそれだけで資産減少リスクだから、どんどん資金は
外国資本の銀行に逃げて行くだろう。
地域格差は広がり、国家の独立性は減じられ、格差がさらなるデフォルトリスクを増す。

少なくとも統一ルールを作ってそれに従い資金を供給する、
あついは資金を供給した場合の統一ルールを作る、
どちらかがないとマーケットの狙い撃ちが始まる。
一旦ユーロ圏を縮小した方がよさげだ。
しかし格差を埋めるには離脱安定化資金を支払う必要がある。
そんなことが出来れば、だが。
できなければ危険な通貨になりかねない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

キプロス [経済]

預金額10万ユーロ(約1230万円)超の高額預金に25%程度の税金を1回課す案が浮上している。
預金者構成まで詳細はわからないんだけど、預金額で言えばかなりの網がかかることが予想される。
これは相当重症な大問題だ。

まずはマクロ的な面で言うと、国家財政の独立性に通貨が介入し課税を実質指示していること。
財政の独立性なくして国家が独立して存立できるのか、ということだ。
デフォルトが起こるのは独立国の勝手のはずだが、それを許さないシステムに組み込まれている為に
資産強奪が行われることが問題だ。

ミクロ的にいうと、徴収される側にしてみれば預金という消極的な投資資産、
あるいはプール資金レベルが個人的に制裁を受ける立場にないのに突然預金封鎖
を受け、強制的にある種の強奪が行われるということだ。それはロシア他他国の資本がどれだけ
集まっていようが関係ない話だ。
元金残高に課税するなんて先進国では起こりえないことのはずだ。
しかもそれを行うのは国家主体ではなく通貨の圧力なのだ。
私なら取り付けに向うだろう。

この解決策が前例としてユーロ圏の業績不振の子会社みたいな国に適応されていけば
ユーロ圏の国家財政の独立性は相当制限を受けることになる。
つまり、いつでも高額であればプール資金にまで預金封鎖、強制課税が
起こりうるということだからだ。

資金注入を条件に預金封鎖、預金強奪を強要することが正しい金融政策だろうか?
もとより財政と通貨が分離している危険性は指摘されてきていた。
今回の政策をしなければならないユーロの恐怖政治ぶりには逆にユーロの脆弱性
が感じられるし、これをやることにより、欧州全体からの資金の引き揚げ、分散化が
図られるだろう。銀行の格差は広がり、小国のナショナルブランド的銀行は
閉鎖されていくかもしれない。

深刻になれば相対的効果で円高は再燃する。アベノミクスのピンチ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

株価予想図 [経済]

ドル円 95.32円  ダウ14452.06 ▼62.05 昨日日経平均 12220.63
ダウ小幅下げ。
ちぢみ上がってる感じですね。
東京はどう反応するのか。
アメリカ市場の好況に相乗していた感のある日経平均なので今日はあげ期待なし。
アメリカは市場自体が最高値を積み重ねてきたから信じて停まってられるけど、日本はそこまで
市場は信頼をえていない。
為替もユーロにひきづられて円高になるし、ろくなことは起こりそうにない。

日経平均は12103円、円は94.86銭てとこでしょうか。
<一個人の意見です。風評や断定的予測ではありません>


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

キプロスは世界恐慌の引き金? [経済]


これってプロの仕事?って思う事態だ。
報道で聴くところじゃ預金自体に課徴するらしい。
10万ユーロ以上の預金の1割、それ以下の6.75%を資金投入で守ってやるからよこせ、ということだ。
1兆2千億円ということは人口80万人の堺くらい国に対して1人150万円を投入して
金融を救うっていうのだ。
プアな国ならしょうがないと思いきや、ロシアの資金が大半だという。ロシアの資金を救うために
投入したのにキプロスの市民まで10万ユーロにつき1万ユーロ近くを持っていかれるのだ。
本当にキプロスを救ったのか?

さて、恐慌なんて文字を使ったのは理由がある。
景気は気だ、などと最近よく言われているが、だとしたら恐慌は非現実的とは言えない。

これを前例としてイタリアやスペインの大銀行に「不景気課徴金」だか「経営不良課徴金」
だかが掛けられる可能性だって出てくるのだ。
つまり、こつこつ10万ユーロ貯金したのに、1万はもらうよと取られるのだ。
銀行の預金機能が維持されなくなるということだ。
だれが10%の保管料を払って銀行に預けるか?
預金だってリスクはとるとはいえ、昨日までのルールを変えたから、もう引き出せないよ、
1割もらうよというのは出口なしの暴力バーのお勘定なみだ。
預金の引き出しが始まれば金融機関の流動性は極めて低くなる。
数字のやり取りで動いている銀行の数字が停まったら、すなわちさようなら、ということだ。
これは風評などではなくて、1つの可能性である。

ユーロ圏は世界の経済を本当に考えているのか?
単にユーロを維持したいだけなのか。
だとしたらもう元の通貨に戻した方がリスクは分散する。
イギリスの通貨独立を締め上げた連中が痛手を食っておしまいである。
しかしまた恐慌という言葉が再浮上するのだ。
何でも危ない話を風評呼ばわりするのはよくない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

危なっかしい経済2 [経済]

政治家の「失脚リスク」を銀行や企業が負うだろうか?
政治家は業績の良いところは給料をあげてほしい、という。
税金に取られるくらいなら、と給料を上げるほどもうかっている会社は一握りだ。
給料は引き上げると、次に下げるのは難しい。

ましてやインフレ基調を政策に掲げている。物価指数を交渉材料とする
労働組合が一度上がった給料の引き下げに同意しない理由が並行して政策として
実施されるのである。今あげて泣きを見るくらいなら上げずに様子を見る。
少なくとも長期的な金融界の自社評価のトレンドが変わるまでは動かないだろう。

経済学者のなかにはシステム的にインフレ=一般の収入増となると謳う方もいるが
そうは狸は甘くない。アホのふりをするのも狸の底力なのだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

危なっかしい経済 [経済]

イタリアショックで株安円高、NY株高で東京も上げ相場・・・
日本主体のモノが何もないのが今の現実。
閣僚の発言を聞いていても、
「今の円安株高を実体経済に波及させ、一般市民の給与引上げを・・・」
と言う類が多い。
要はまだ実体経済ではないし、一般の財布にも届いていないということ。
そして円安により物価だけが先行している、というのが現状。

さて、企業は株高による運用益を吐き出すでしょうか?
答はノー。
理由は企業は散々金融業界に脅されてきたから。
内部留保が薄くすると必然的に自己資本比率が下がる。
資産のうち現金を支払うのだから、資産が減る。

この20年間企業は自己資本が薄い会社は安全度が薄い会社とされてきた。
つまり、株式市場の評価が低いと株は買ってもらえなかったし、
銀行もランクを下げるから貸さなくなった。
その基調を金融業界が翻すとは全く思えない。
安全度の指標だから、アベノミクスがこう言っているから指標から
外すなどと言うことはないし、安全度が減ったら口には出さずとも厳しい評価をする。

大体、銀行は人員整理も人件費削減も推進させてきたし、
金融庁も金融円滑化法までは融資先に厳しく指導してきた。
円滑化法が導入されても経営健全計画には当然ながら
損益計算書の人件費を書く欄があった。つまり経費削減項目だったのだ。
企業は人事部門の改革や派遣の利用、社会保障費負担削減を是としてきた
のである。これをいまさら転換せよ、と言うわけである。

金融庁の指導により貸付の方針は大きく左右されるのは金融円滑化法施行時に顕著だった。
貸出先の選別強化を指導した金融庁が返済期限の延長に舵を切ったのだから驚天動地だった。
しかし亀井静香の影響力がなくなり、金融円滑化法が終了し、金融機関に強制することがなくなり
配慮条項に格下げされたことを見ても、いかに政権肝入りの政策だったとしても、
あっさりと方針と言うのは雨散霧消するのである。
続く
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

787 深刻 [経済]


報道によれば、GSユアサは
「炭化したのは初めて。困惑している」とか。

原因は「過重充電か」なんて言われている。

とても無責任に聴こえる。

充電のしすぎで当社の電池は燃えます。
炭化するまで実験してません。知らなかった。

てことですかね。
甘いよね。いうことが。

充電しすぎて火事になるなら、電気自動車や、掃除機や、携帯や、
ありとあらゆるものが不在時に充電できないよ。
飛行機用に使うのに発火するほどの過充電を制御する機能も搭載してなかったってこと?

787は新鋭機で、まだ就航して日が浅い機体。
自動車でいえば新車で買って1-2年ってとこでしょ?
40年から使う機体のバッテリーがこんな時期に燃えちゃっていいわけ?
炭化するなんて知らなかった・・・なんて酷過ぎないか?
物質の知識不足とか負荷実験の不足じゃないの?

飛行機ってちっさなライターの持ち込みや液体の持ち込みが制限されているじゃない。
機体の装備品なんて燃えるなんてありえない。

技術立国、工業が日本の中心なんてよく言えたもんだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

787 株価に水を差す [経済]

ボーイング787が事故連発。
鳴り物入りの中型機で、日本の技術がふんだんに取り入れられている、
と宣伝されていた機体だ。
問題となっているのは小型バッテリーの技術である。
ひょっとすると電気系統の過密さが原因だったのかも知らない。
いずれにしてもシステムにかかるバッテリーへの負荷と性能がミスマッチだったということには
間違いがなさそうだ。
統合するボーイング社のコーディネートや基本設計、電気系統に問題があったところのかもしれない。
しかし、その負荷に耐えうるもの、壊れないものかどうかを判断して
他社と競合し、その上で製品を提供していくのはバッテリーメーカーの使命だ。
自社の製品に負荷がかかり過ぎるのを見抜けなかったのは残念ながら責任を
免れないだろう。
しかも1機何億ドルもする巨大機械で、それ以上に人命が乗っかっている。
運航が休止になったり、出荷が遅れればそれだけで巨額の損害が運航会社や機体製造会社に発生する。

間違いなくリコールとなり、莫大な修理費と改良費、運航に対する損害が発生する。
バッテリーそのものが原因となれば天文学的数字が請求されるだろう。
787に寄与する大手重工、炭素繊維会社は生産の停滞を余儀なくされる。
なにせ1機160億円の機体の納入予定だけで数百機分あるのだ。
どのような数字になるのか、保険がきくのか。
保険の保険はどこまで連鎖するのか・・・
いずれにしてもとんでもない数字が滞るのは間違いない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

円安一服 [経済]

円安牽制で一服。
政府発言で一服した様子。
まあ、過熱気味だったのと期待外れだった時の下落幅の怖さもあって
この辺で、というとこかな。
10%改善したのだから、80円台中盤維持で合格、というとこかも。
海外市場が天井と見て反騰なんてことにはなってほしくないけれども、
この辺で十分じゃない?

輸出産業には何とかしてほしいね。あんまり期待してないけど。
業績が10%以上改善しなかったら、
「あんたら何してたの?円安以外に浮上のファクターがないのに
TPPだの自分たちこそ保護されるべき主要産業だ、
なんていってたわけ?」
といわざるを得ない。何せ、消費者は円高の恩恵を手放してでも
安倍さんの成長戦略を見ているわけだから。
しっかり稼いで、国民にばらまくくらいじゃないとね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

新春経済情勢 [経済]

新春株相場はアゲアゲで10,600円台に上がったが、全く実態を伴わない。
自民政権への移譲でうねっているだけである。
米国株価も上昇気分は「崖」という名のネガティブが当面延期された、というだけである。
1400兆円もの米国の借金はもはや数字でしかない。
14兆ずつ減らして100年、5兆では280年、2兆では700年、1.4兆で1000年かかる。
今も毎日増え続けているのだから、もう借金を減らすことなど出来ないと言ってもいい。
むしろ、借金をなくすことは想定していない。
30年物のクーポンが2.75%である。
すべての金利を単純に毎年1%に安定させたとしても年14兆以上の返済がないと
返せない代物である。
もはや数字でしかない、という意味がわかってもらえただろう。
つまり、誰かが「この数字はただの数字ですよ」といって経済というものを
ぶっちゃけないかぎりなくならないし、ぶっちゃければなくなる数字なのである。
果たして数字が現実だと言える人がいるだろうか?
ここしばらくのアベノミクスの音頭で市場を躍らせている人たち、どうですか?
年末年始、なにか実体が動いたでしょうか?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。