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食器洗浄機に見る資本主義 [経済]

卓上式食器洗浄機が壊れたので、買い替えが必要になった。
買ったのが10年前なので、十分寿命だ。よく働いてくれたものだ。

ところで、10年もたつと部品保管期間も過ぎ、取扱説明書もHPにすらない。
やれやれ、と価格コムなどで値段を調べていて驚いた。
パナソニック以外に選択肢がない。
我が家のモノは象印で、確かに当時からマイナーではあったのだが、
象印が作っていたのだから、他社もやっていたのだろう。
サンヨーは吸収されたからだとして、シャープや日立もない。
食器洗浄機については、社会主義国並みに選択肢が少ない。

あらためてそれらの会社の製品ラインアップをみて、家電のあまりの乏しさに驚いた。
テレビ、快適製品、ビルトイン家電が中心で、リアルに家電はラインナップされていない。

というわけで、パナソニックのサイズと機能で5種類ほどから選ぶことになった。
サイズは2種類でファミリー向けは1サイズ。5人家族用を3人家族が買うのである。
大が小を兼ねざるをえない。あとはデラックスかスタンダードかの2種類である。
要は商品や機能を見る前から「ファミリー+スタンダード」は1種類である。
せめてLMS、松竹梅位あれば、と思う。
食器洗浄機については、社会主義レベルに選択肢が少ない。

選択と集中などというつまらない言葉で企業が動き、市場を独占すると
資本主義でもこんな風になってしまう。
選択と集中などというアホな経典は捨てるべきである。
弱肉強食が資本主義の原理、というのも確かではあるが、百花繚乱でなければ資本主義をやる意義が
薄れる。

やむなく、近くのヨドバシカメラに明日行くことになるのであろうが、まった嬉しくない。
何しろ選択肢がなく、カネを払いに行くだけだからだ。
親の総取りばかり続く賭場にはだれも足を運ばない。
それでも選択と集中は資本主義の企業行動として正しいのか?
フェラーリではなくランボルギーニが欲しい人が資本主義には必要なのだ。

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みずほ銀行の素晴らしさについて [経済]

東京電力に続けとばかりに、これで切り抜けられると思ってる銀行業界の素晴らしいところである。

昨今の銀行の契約書類には反社会的勢力との取引は即刻解除、
反社会的勢力とつながってもアウト、事前の調査に引っ掛かってもアウト、
とかなり小うるさいはずですよ。

面白いですね。

「みずほ銀行と取引するということは、反社会勢力と取引がある企業と取引することになるんですわ。    私とこのコンプラ規定上、私の会社はオタクとは取引続けることできまへん。                   契約解除でんな。え、なんやて?・・・オタクの責に帰することですやん。オタクが著しく信頼を破壊したんやからね。
それともなんでっか?この反社会勢力と云々いう条項は、借り手だけに善良を強制する契約でっか?」
なんてこと言い出す人がいたらどうするんでしょうね。

これで調査はおしまいです、担当行員には記憶がない、役員は引き継ぎしてない。                これほど重要な取引が忘れさられるのですから、善良なお客さんの取引なんて、                 優秀なあなたの担当行員はエソラのごとく忘れ去り、役員は気にもしてないでしょう。
暴対法やら、タレントの追放やら、散々この何年か話題になってたのに仙人生活でもしてたんですかね。
こういうすばらしい会社は世の中の人々が取引を始めるからきっと株価も天井知らずに上がるでしょう!
日本の企業風土万歳!

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迷惑電話 NTTほにゃらら [経済]

最近「NTT**の●●です・・・」
とインターネット通信の売り込みの電話がしょっちゅうかかってくる。
IPフォンで他社と契約しているから、NTTに番号はないのに、なぜかかかってくる。
いったいどこから入手してかけているのだろう。

NTTの代理店、という以上はNTTの締約代理商のはずだから、委任関係があるはずだ、
と善意に考える私としては、あらかじめ同意していない個人情報を収集し、情報を取り出して
かけているのではないかと考えられるわけである。
もしそうなら、NTTを名乗る受任者の委任者たるNTTは、代理商の情報の入手行為どう考えているのか、と勘繰りたくなる。
何回断ってもかかってくる。代理商の名前はいちいち覚えていないので、
同じとこからなのか、違うのかもわからない。
おなじとこだとしたら馬鹿営業で、迷惑行為だし、違うとことしたら横断的に情報が廻った、ということだ。

NTTの代理商の行為を引き締めていただきたいものだ、というか悪質業者を締め出してほしい。
代理店の権限は私たちにはわからないのだから、委任者として名前が出ているNTTに文句を言ってもいいはずだ。
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リニアモーターカー [経済]

リニアの路線が駅がとにぎやかだ。
まあ、京都人としては、大阪に来るのが私が生きているのか死んでいるのか
という時期なので今の計画自体に興味はわかない。
橋下さんが言ってたように関空からの、京都までの短距離線ができるなら
期待するが。

私が10代のころ夢の・・・と言われてたのでもう30年以上。これからも開通まで30年。
計画から60年以上も経つわけで、本当に有益な計画なのかしら、とも思う。
中国じゃ問題を抱えながらもう走ってるし。先進性もとぼしい。
今実現している交通機関で60年も要した技術ってあったのかな。

まあ、戦争の用途じゃないし、鉄道に力が入ってなかったアメリカがかんでないと
こんなにかかるもんなんだな、と皮肉に思ってしまう。
アメリカが来ない、ということは長距離になれば飛行機より遅く、採算が取れない、
その速度を人間が期待していない、ということか。
確かに飛行機の方が早いし、建設コストは飛行場の方が安い。
東京大阪間を貫くトンネルを掘るコスト、自然破壊が飛行機によるオゾン層の破壊より
環境にやさしいとも思わないし、万里の長城並みの計画だと思う。
採算とるのに一体何人乗ればいいのか?


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死亡消費税 [経済]

昨日TVタックルでやってた死亡消費税。
賛成です。消費税、という名前が悪いだけで、貰いすぎ世代の是正は正しい。

老人は年金生活なのに・・・とかすぐお涙ちょうだいなこと言うんだけど、本当に私たちの世代が
払ってる分と、彼らがもらえる分と、彼らが払った分を知ったら愕然とする。

年金便を是非よく読むべきだ。私が今まで支払った額を年間に受け取る年金額で割って、
68歳からもらい始めたら元が取れるのは80歳ですよ。
これでは運用益ゼロです。
消費税が20%とかになってたり、75で死んだら完全に「負け」です。
つまり、札で家に置いておいたって全く一緒。他の誰かに渡されている分だけ恐ろしい。
年金を払う、というのが失敗だった、といういいサンプルです。
こういうことを言うと、若い連中はますます払わなくなる。
ということは、私たちは全然損をするんです。

じゃ、私たちの損失を極力埋めるにはどうするべきか、となると
現行年金のカットしかないのです。
それが出来ないなら、時限立法で一律の死亡税を支払う。
筋の通った話だ。

私たちの世代はたくさん払って運用はゼロ、かなり生きないとペイがない。
年寄りにこれ以上取られたくないし、子供世代にもらいたくもない。
年金制度を一旦止めて、一旦投入資金を返してもらって、その資金を68歳まで
棚上げしていれば何の損もない。
それまでに高度医療が必要ならそこから払えばいいし、
死んだら子供に残せる。

社会保障が問題なのは財源がないからではなくて、どこから出しているかが問題。
世代間格差、ワンイッシュ―で選挙してほしいくらいだ。
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じぇじぇじぇ!アベノミクスよりアマノミクス?! [経済]

テレビ小説「あまちゃん」の岩手県内の経済波及効果が今年度だけで32億8400万円!
久慈市の観光客が2倍、34万4000人増加、宿泊、飲食の増加分、郷土料理「まめぶ汁」、関連グッズや土産物、さらに465人分の雇用を生み県民の所得が増え消費も増加するらしい。

まめぶ食ったことないし、岩手も行ったことないけど・・・がんばれ、あきちゃん、ゆいちゃん!


タグ:あまちゃん
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ゴーヤを見ると環境への取り組みがわかる [経済]

先日、ある会社の前を通りかかった際のこと。
ある会社がが地球環境に取り組む!と言う主旨を高らかに掲示していた。
スーパークールビズだのエコへの協力のお願いなど、これでもかと言わんばかり。

プランターが入口の前にすらりと並べられており、いかにも取り組んでます、と言いたげなのだが、
これが見かけ倒し。

この時期になって未だひょろひょろのゴーヤが一本ずつ支柱にからみついている状態。
高さもとぼしく、摘心もしていないから全く茎も広がってない。
水もあまりあげられていないらしく、葉っぱにも勢いがなく小さい。
店長始め社員は「まあ、いいでしょ」くらいのつもりなんだろうが、ポスターとのギャップに
この会社の環境への取り組みはその程度なんだろうなあ、と思った。

環境環境といっても「商品のラインアップに置いとかないと」
くらいのもので別に本気じゃない、ていうのが見え見え。
ということは、その会社が推している商品には大して本気の力が入っていない
ということなのかもなあ、と株価を見てみたらリーマンショック後程度の水準だった。

環境ビジネスってほんとに未来があるのかね。
こういうポーザーばっかなんじゃないかな。
ということは本気でやればぶっちぎりできる市場、ともいえるね。
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アベノミクスはやはりバブルだったのか? [経済]

本日5.15%の下げ、13589.03円で引けた。737.43円安である。
時系列では14000割れ以降買い戻された。朝のうち円安に振れたが、
101円を超えた後、午後は全く力なく売り込まれた。

まだ5月頭の水準に戻っただけ、とブルな人は言うかもしれないが、
あまりの急落ぶりを見るとテンを見てしまった感が強い。
4月頭が12000円前後で3000円上げた時点で売りに転じている。
市場がどうの、というのではなく、上がり目の市場に資金が流入し、25%
のゲインを得た時点で自動的に売りはらわれた、ということかもしれない。

だとすると、分析的には15000円までの市場と世界は観ていたわけで、
資金を引き揚げ利益を確定した今、当分日本株に資金が戻ることはないだろう。
さらに一段安くなれば投資家たちももう一度動き出し、アベノミクスの余震を味わいに
来るかもしれない。節目は12000円ではないかと思う。

業績好転ではなく、金融政策と官制の好景気の流布だとすれば、バブルと呼ばざるを得ない。
テンを見てしまって値下がりを始めたということは、崩壊ということである。
そんな短い期間でバブルというほどでもないだろうという考えもあるだろうが、
それは誤りである。
日経平均は6か月で50%上昇、年率に換算すれば100%の上昇率、
4月からの2カ月では実に年率換算150%以上のパフォーマンスがあったのだから
投資家が利益 確定に動くのは当たり前だし、また冷え込み始めれば急落するのは
当然である。株価が上昇した半年くらいの期間では日本経済の需給や消費の好転が
あったわけではなく、また含みや売却益を元手に設備投資しようにもまだ計画中の段階で
あるから何も動いていないと言ってもいい。つまり経済の上昇なく株価が上がり、そして下がった。
債権安はすでに始まっており、株安に伴い下げ止まればいいが、
このまま日本経済への不安が上回れば、円の信認まで下がる。
円安になって喜んでいるうちはハッピーなもんだが、外国での生産が進めば
国内に金は落ちないし、物価だけが上がる。消費税も経済指標だけを持って
引き上げるのは非常に危険だ。アベノミクスの成果を謳歌し、増税の手柄は
欲しいところであろうが、ここは自重しないと、円自体の信認不足による円売り
となりかねない。そうなるとトリプル安だ。
なにせ実態経済の上昇なく資金だけが流入している現状は非常に危険だ。
日銀総裁は「コントロールできる」と断言している。
前総裁が再評価されるような結末だけは避けてほしいものだ。
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民主党の質問 信用保証協会編 [経済]

保証協会制度について質問をしているが、実態わかってなさすぎます。
金融機関が100%保証だから会社を破綻させてる、というお馬鹿な理論を展開している。
100%だから損は出ない、と言ってるけどそりゃあまりにも馬鹿だ。
保証協会というのは実質お国と県の政策金融機関です。

飲食店が食べ物を仕入して、売上がトホホで、あまった野菜をだれかが買い取ってくれたとしましょう。
売上が人件費を上回らなければ飲食店は潰れるでしょう。
売上を上げて利益をあげなければ儲かりません。

保証付きだからとどんどんつぶしていては金貸しは元手が痛まんというだけで
利益は生まないからグロスでは損失が出るのです。
ついでにいいますと、政策的保証付き融資というのはかなりの低金利なのです。
金貸しとしては儲からないうえ、最初から潰れるリスクが付きまとう相手が
多いのです。ましてや、お金を返さない人がさよならされるのは当然です。
当然処理には極力投下される費用は減らしたいのは当たり前です。

まるで金貸しが悪いように言われますが、良く考えてみてください。
金貸しに返さない人は、保証協会にも返せません。ちびちび返すか、破綻するかが
ほとんどです。つまり税金から金を借りて返していないのです。

私はかねがね亀井静香が打ち出した金融円滑化法に問題があると指摘してきましたが、
制度に乗っかって資金を手にした人とお金を返さない人には有利、
金貸しに不利益、国民にも不利益、本来返済不能になった為に売買される債権、動産、不動産
の流動性にも不利益という、金融システムの市場を改変し、統制経済の一種である
と考えるからです。

民主党は表面的。やっぱり浅い。

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ハゲタカに立ち向かう西武 [経済]

とまあ、こんな見出しが良く出てますが、
自分が外国の会社の大株主だったらどうだろう?

むかーし昔、東南アジアの生産性についてこんな話があった。
ヤシの実か何かをA地点からB地点に運ぶ競争をさせた。
日本人は両手に抱えて一回にどれだけ多く運べるかを考えて回数を減らして運ぶが、
かの国の人は片手でひとつずつ持ってどれだけ速く走って運ぶかしか考えない、
という話だった。

日本人は地域の為、会社の為、従業員の為という理念的概念が良い経営とされているが、
本当にそれでいいのだろうか?
投資家の株主ファーストは間違っているのだろうか?

利益を上げる為にはカスタマーズファーストという理念は大切で、
確かにユーザーに満足を与え、利用を増やさないと利益は上がらないし、
従業員の生産性を上げ人材を確保する為の待遇も必要である。
しかし、明らかな不採算部門がある場合、それを飲みこんで余りある経営状態
でなければ株主が文句を言うのは当然だ。
株主というからややこしい。出資者、お金の出し手といえば明確になる。

ヤシの実を片手で運ぶほうが楽で、いくら従業員が喜びを見出そうと、その為に
赤字の要因になるなら注意すべきだ。

これは利益第一主義のみにいえることではない。
コンプライアンス違反や最終的に社会の敵になったり、不評を買うことが
不利益をもたらすことをチェックする面もあるのだ。
そういう点では日本の会社や経営者は守られすぎているのである。
株主総会で総会屋を追いだしたのはいいが、文句をいう株主を黙らせる株主総会の
あり方はやはり異常だし、取締役は何も取り締まらず、監査役は拍手をしているだけ。
それは世界標準の会社ではない。

ハゲタカが悪いのか、主導権を守るライオンが悪いのか、まだ良く見る必要がある。
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