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IPCC安心情報   こういう新聞やめろ! [エコ]

某Y新聞より抜粋
地球温暖化の影響を評価するIPCC」第2作業部会の最新報告書の原案が明らかになった。
温暖化の影響で世界全体の穀物生産量は今後10年ごとに最大2%ずつ減少。
経済損失の総額は、海面上昇による土地の消失や観光への影響を含めて最大に見積もった場合今世紀末までに年間148兆円と予測している。損失額は日本政府の来年度一般会計予算案(95兆円)を上回る。

穀物生産量=平均的に最大年間0.2%減 2013年世界生産量      2443百万トン 
                           2100年最大減少時生産量  2053百万トン
                                              391百万トン減
2053百万トン÷70億人=293kg  293kg÷365=802g
最悪のシナリオでは生産量は391百万トン減るが、70億人で分ければ1日802g分 
の生産は可能。100億人としても560gあるという安心情報。

経済損失=148兆円=不動産の消失+観光+その他

穀物生産量と148兆円は全く別の数字。
経済損失の根拠は不明。

大きな数字が並んでいるが、問題点は「生産」の数字より「分配」や「浪費」に問題があるとか、
国連はアメリカ、中国といった大量消費国には何も言わないとか、である。
経済損失は不明朗会計である。

ついでに新聞社の国家予算との比較は何の意味もなく、発表を煽っているだけである。

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シビック受賞 [エコ]

シビックナチュラルガスが米国で表彰されたそうな。
シビック、1.8L、DOHC16バルブ。
懐かしい響きである。
アメリカのサイトを見たが、デザインもがんばってるし、
このサイズ、このエンジン、デザインで15000-22000$。
びっくりのCPである。
日本での売れ筋のどんくさいデザインのミニバンよりずっといい。

むかし、シビックのシャトルに乗っていたが、軽くて速くて燃費がすごくよかった。
その前の、知り合いから譲ってもらったブルーバードのターボは
速かったけど燃費は最悪だった。
今はフィットが昔のシビック役のようだが、自動車業界のアメリカ市場と日本市場
の力の入れようの違いはひどい。「面倒を見てやってる感」も気に入らない。

カムリ、アコード、シビック。
日本では売れないいい車がたくさんある。
ユーザーもいい加減にめったに使わない7人乗りシートや通勤に使う3ナンバーの
ミニバンは御馳走さん、でいいんじゃない?ださいよ。
むしろ3人乗り+荷物置き場のタウンコミューターでも作ってくんないかな。


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車を持たないこと2~楽しくない方の気付いてしまったこと [エコ]

前回の続き。

車生活をやめて気付いたことのうち、楽しくない方。

・ある会社の環境事業の報道。
ある日曜日に全社あげて何事かと思うほどの数の自家用車で「森」に集まり、小さな苗を植えてCO2削減をアピールしていた(もちろん帰りも自動車だろう)。一流企業のようだったから、大排気量の車もたくさんあった。
小さな苗が1年間吸収するCO2と、その日彼らが排出した環境汚染物質の総量はどちらが多いか?
その日曜日に近所で自転車に乗っていた私と彼らのどちらが環境に負荷が低いか?
彼らに答えを聞きたいものだ。彼らは成木がどれくらいCO2の吸収をするのかなんて考えない(私はCO2が悪いと特定する意見には賛同していない。化学物質で将来汚染される危険性には賛同している)。
彼らは「環境活動」はしているが、「環境にやさしい行動」をしているわけではない。
でも、世間的には、私より「彼ら」が「より環境にやさしい行動」をしたと考えられていることに気付く。
目につく「善らしきもの」は、目につかない「より善に近いもの」より優先することにも気付く。
ちなみにその会社は毎年、森の手入れです、と言ってまたぞろ車で族の集会よろしく「森」のまわりで社長の顔色をうかがう予定らしい。

・喫煙者対ドライバー。
ホテルにて。
ある人が、喫煙者に向って臭いだの、空気が汚れるだのと文句を言っていた(2人は近い間柄らしく好き勝手に言っていただけでもめていたのではない)。
その人は車でやってきたらしい(駐車場の事かなんかを聞いていたから)。
喫煙者は駅のことを話していたから電車で来たのだろう。
私もタバコをやめた側だから、タバコを近くで吸われるのはいやだ。でも、ほんとに空気を汚しているのは、どっちかな、とも思った。(私はバー以外でタバコを吸われるのはいやだ。でもバーでのタバコがうまいのは知っているから許している。タバコは嫌いになったが、20年前にNYの街角で「喫煙者保護」活動に署名をしてしまった手前、文句は言えない。その時にもらった「国民喫煙者協会」のキーホルダーは今も愛用している。)

・エコカー
エコカー、エコカーと宣伝する自動車メーカーが偽善に見える。乗るのをやめましょうとか、乗るのを半分にしましょうと宣伝した方が効果がある。福島の原発事件でプラグインの電気自動車がエコカーでないことが判明してしまったのでなおさらだ。

・会議にて
夏場に、「わが社は環境に取り組んでいます」と役員、ならびに準じる社員全員が社長に気を使ってウールのスーツにネクタイで身を固め、クーラーをガンガンかけて会議の内容を発表している姿をどこかで見た。
聞き流した。

・公共事業や政治
なんでこんなに車のため、車のため、と税金が使われているのか、と思うようになった。
高速道路をもっと使わせると環境汚染が減る?ガソリンの価格を下げれば環境汚染が減る?なぜ掲げた環境についての方向性や、世界に向けてうっかり言ってしまった公約と正反対のインセンティヴを政治家は政策に反映するのだろう。

まあ、思い出せないことも他にもあって、またオイオイ。
立場かわれば、いろいろですが。私と反対の立場の方のご参考までに。
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車を持たないこと [エコ]

マイカー。自家用車。使ってる?
私はほとんど乗らない派、かつ持たない派、です。

私が住む京都の町なかは、路が細い。碁盤の目だから交差点は多いし、信号も多い。第一混むから停まっている方が長い。一方通行ばかりで、車を止めるとこもない。
郊外のスーパーみたいに広大な駐車場はほとんどない。
おまけに町のサイズは人口に比べて狭い。繁華街は歩いてひとまわりできる位だし、自宅から30分も自転車で走れば用事があるところにはたいがいのところに行ける。だから、晴れてさえいれば自転車が一番早い。

高島屋の駐車場に並んでるうちに買い物なんて終わって、家に帰って、地下で買った甘いもんを食いながらお茶まで飲める。
ぶらぶら歩いて昼飯でも食えば昼から酒も飲める。車ではできない楽しみ。

滋賀県に住んでいる人に、「車を持ってない」というと驚愕の表情で、よほどの変わりもんみたいな目で見られる。「不便じゃない?」「面倒くさくない?」と聞かれる。で、「日常的には車に乗るほうが不便なんですよ」と説明する。あまり理解はしてもらえない。
確かにいなかに向けた遠出の場合や、でかい買い物や、大雨の日には車がある方がいい。スーパーのチラシを見て、「こんなに安いならいってみたいなあ、車があれば」と思うこともある。
で、近くにカーシェアリングの車があるので登録はしている。ほとんどつかわないけど。毎月1000円の保険。
あとは、タクシー、バス、地下鉄、電車。

「タクシーやバスに乗ったら、いちいち高くつくでしょ?」これもよく聞かれる。
でも、近所の駐車場は最低2-3万はかかるし、それだけで毎日タクシーに乗らない限り安くつく。毎日京都駅までタクシーで往復しなければ、駐車場より安い。基本自転車だし。同じ自転車に7年も乗ってる。ガソリン代も、税金もない。車検もない。たまにパンクを直すくらい。
買い物総額の差額が、近所のスーパーや、商店街や、百貨店のほうが1000円くらい高くても、近所のほうが安くつくし、第一楽。知らないスーパー行ったらテンションあがるから好きだけど。
とこれくらい説明すると、やっと半信半疑位になってもらえる。

もともとは前のすみかに引っ越した際、近くに駐車場がない、という理由で車を処分した。
近所の駐車場が空かないか、と思っていたらそこに家が建った。
当時はコインパーキング的なミニ駐車場も少なかったので、やっと見つけたと思ったら400mも先だった。
400m...車があるにもかかわらず、雨の日、荷物持って歩く....乗るのは週末の2日....と考えた瞬間に急に無駄に思えた。そこも2年後くらいで結局マンションになって、さらに不便になったはずだから、まあ良かった。
車検が近かったし、下取りの見込みもなかったので一旦処分。車がなくなる恐怖は残ってたけど。

その時、車検時に新車を買って5年乗るとしてシミュレーションしてみた。
新車購入費:2,000,000円
当時月極30,000円x12月(360,000円)+税金:40,000円+車検1年分あたり40,000円+ガソリン代10,000円x12(120,000)=合計560,000円。5年で2,800,000円
保険を入れると5,000,000円超える!10年乗っても8,000,000円!
「げっ、しょぼい車に5年乗るのに、おれこれから5年のうち車のために何日働くんやろ」と思った。踏ん切りもついた。カローラ以下の車にそんなに払えない。
車自体は、デザインやなんやらが好きで、よく車雑誌も見てるけど。

子供が赤ん坊の時も、今も車をもってない。
「子供がいるから絶対にいる」と車で移動する人がいうけど、うちの場合バスや電車に生まれた時からずっと乗せて慣れさせたせいか、座っているし、大声も出さないし、バスや電車も平気で待ってる。
勉強は嫌いだし、運動も苦手だし、ちゃらんぽらんだし、反抗もするからいわゆるよくできるいい子ではないけど、公共の場はそういうもん、と思っているみたいだ。
外食先でも同じ。郊外のファミレスみたいに子供がうろうろ歩きまわれたり、大声で騒げる広い店が町なかにない。そういう店に慣れた子は、よその子も、ちゃんと座って食べてる。そもそも歩きまわる場所がないし、アツアツのうどんを頭からかぶるリスクに気付いているのかもしれない。
そう思うと公共心については、自家用車中心の便利な郊外の生活の弊害っていうのもあるのかもしれないな、と思う。

車を捨ててみると発見もある。
楽しい発見とそうでない発見がある。そうでない発見は次回。

楽しい発見だけ。

小さなレストランやバーやクラブやなんやかんやを見つけた時、一方通行でも引き返して、ランチのメニューやどんな酒を売っているのか、スケジュールやらを確認できる。なんと定休日までわかってしまうのだ。

町の中は自転車で走ると案外近い。信号のない河原を走ると、あら不思議、もうついちゃったというくらい。

こんなに近くても車に乗っていたのか、と驚く。あるいは、人が乗っていることに驚く。

自転車で30分位の移動時間は気にならなくなる。同じ距離を車で行っても、近場だと誤差程度の違いしかない。

季節のにおいを感じる。何のにおいかは知らない。春のにおい、初夏のにおい、といったくらい。

寒いとか、涼しいとか、ひんやりしてきたとか、暑いとかに敏感になりながら、年々慣れていける。

腹が減る。酒も十分飲める。

電車で旅行をすると、昼間からうまそうなものと酒が楽しめる。

一心不乱に高速道路を走る必要はない。新快速なら130kmくらいでかなり飛ばしてくれる。しかも、大半は町でもっとも便利なところまでいける。

そこから不便な所に行くのは大変だが、駅前にカーシェアのステーションがあれば問題もない(まだ飲んでなければ)。でもまだ少ないけど。

知らない土地でバス停で待つことや、渡し船みたいなものを待つのはそんなに悪くない。また、乗るのも楽しい。

他にもいっぱいあるけど、考えるのが大変なのでこの辺で。

試してみてはどう?





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