SSブログ

シリア、どうするんだよ [政府]

英国が議会の反対で一旦戦線離脱。
露中は国連安保理で反対。
その一方で、米国の調査ではアサド政権の攻撃は間違いない、という報告がでちまった。

旧宗主国のフランスは権益があるだろうし、アメリカは超大国として拳は下せない。
イラクの時の反省を前提に、証拠をつかんだ、ってやっちまったから。
証拠があるのに、化学兵器をつかった奴を野放し、ということはできない。

議会は反対が根強く、攻撃するとなると議会に対する拒否権行使同等の
大統領決裁、ということになる。
失敗すれば21世紀最大の失策になる。

攻撃が成功しても出口なしだ。アサド暗殺か死刑、米仏傀儡の管理政権の誕生、旧大統領派の抵抗、
内戦、テロ・・・。全く同じことが繰り返される。
アサド時代を平穏に暮らした人たちは独裁時代の方がましだった、というだろう。
民主主義を他所の国に根付かせるにはどうするのか?
欧州のように宗教や民族がある程度同じだと、政治、経済から語れるけど、アラブのように政治や経済以前に宗教やそれ以外の権力闘争がある国では政治にたどり着く前に闘争になっちゃう。
独裁政府転覆=民主化とはいかない。
そんな国に民主主義のばらまきをするのは危険すぎる。
爆撃は無責任だよ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。