SSブログ

参院選総括 [政治]

予想通りといえば予想通り過ぎて選挙速報もあまり見なかったくらいでした。
興味は
①自民がどれくらい勝つか
②民主、旧民主系はどれくらい負けるか
③野党の配分はどうなるか

というとこだったのではないでしょうか。

私は自民以外の選択肢として、みんな、維新に結局投じました。
しかし結局内紛、対立が祟り、選挙区、比例ともいずれも期待した水準には届かなかった。
私の選挙区は橋下発言自体より、結局みんな+維新の協力がなかった為に票が割れた結果
勝ち切れなかった。単純に2党合わせれば2着の共産党を上回っているのだから残念だ。
勝つことより潔く負けることで党の存在感をアピールしたつもりなのかもしれないが、
死に票になったこちらの身にもなってみろ、とひとこと言いたい。
とはいえ、政策的にはみんなの党、維新の方向性が近い。
選ばれた議員は潔く負けさせた選挙区民の分まで真剣にやり抜いてほしい。
維新はダウンサイジングしたのだから次回しっかり橋下徹を担ぐ政党になってほしい。

民主はもうぐだぐだ。組織票のとれた人以外は完全崩壊。予想通りの選挙大敗。
続きは分裂脱党。スター議員だけで新党旗揚げしたほうがいい。原口氏あたりを核に。

社民は、全くもっていつも思うのだが、福島瑞穂以上の人材がいないような政党にだれが
投票しているのだろう、と思う、と事前に書いたのだが、その通りの結果になった。もういらない。

みどりの風は「緑の党」を下回る程度の得票だった。政治愛好会の雰囲気、と事前に書いたが、
結局その域を出ず、党首も党としても得票すらとれなかった。他の党首に並んで映る価値はやはりなかった。

生活の党は、どこへ行くかわからない船には乗りません、と事前に書いたがみんな同じ思いのようだ。
ひげの東なんて泡沫候補並みの得票だ。小沢、どこへ行く、と聞いてみても小沢は姿をあきらかにせず、
背を向けてしまう。これでは勝てないのは当然。解党、分散。

共産は投票率が低かったこと、維新みんなの3極が集まらなかったことが奏功、
反自公票を「集中できない」なりに勝ってしまった。
橋下徹は京都の演説で「民主と共産にかたしたらアカン」と言っていたが、
みんなと維新が組めずに共産が勝った。
潔く負けて敵を当選させてしまったのだ。失策以外に何と言おう?

自民党が勝ちすぎて一番怖いのは、経済に関する法律を何でもかんでも通してしまうことだ。
経済に関する法律は後戻りが難しい。経済に関する法律は10年くらい試行されてやっと再検討されるくらい
だから、私などはとうにその頃には現役でいられなくなるのだ。
だから質すとしたら政権交代しかないのだが、今の野党にそのような勢力もないし、
解散させる力もない。これが実態だ。
もうあかんな。日本は。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。