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国防軍と共産主義と平和主義 [政治]

9条改正して、国防軍をもつ。
ただ、憲法にはしっかりと具体性を持たせ、現実的なものにする。
それでなんの問題があるのでしょう?

ただし、その条文の作成には余程の注意が必要だ。
国民投票になるから、否決されればおいそれと修正もできないし、
妥協の折衷案では真の有事に使い物にならないかもしれない。
否決されれば反対派はもうその話は終わった、というだろう。
自衛隊の精神、機構をそのまま移行する形にするとしても、
軍事上の要点を外すわけにはいかない。
だから9条改正というのは本当に難しい。

こういうことを言うと右傾人と言われるのですが、
左翼の人々は、国防をどうとらえているのでしょう。
左翼の思想ではなく左翼の「国家」という具現化された中国、北朝鮮
などの軍事思想はどういうものでしょう。
冷戦が共産主義に軍重視の思想を持ち込んだ、と言いますが、
冷戦は既に終わり、資本を握りしめた共産主義が侵略を繰り返し、
貧しき共産主義国家は恫喝と軍事増強に向かっている。
共産主義が集団による独裁を標榜している以上、独裁は免れず、
独裁は困ったり欲しがったりした場合は軍事に走るものです。

日本が日本民主主義人民共和国になり、独裁国家になっても
大して変わらないでしょう。だから、左翼の信奉者の立場で軍隊の
放棄を語っていても、共産主義が政権をとればそうなるのです。
日中朝東アジア反米同盟ができ、集団自衛権も行使するでしょう。

平和が守られることは実にすばらしいことなのです。
侵略や恫喝を受けず、相手が手出しできないと一目を置かれる存在であれば
非常に安心で同等に話もできるのです。別に強すぎなくてもいいのです。
ところがそうはなっていません。
全く新しい政治思想で反戦、反軍隊を訴えるのは結構だと思います。
反国防主義者の人たちが、全く新しいイデオロギーに立脚して
新しい平和主義を語るのであれば賛同もまったくやぶさかではありません。
しかし、自称平和主義者は今も赤旗をふるか、社会党崩れかがほとんどです。
結局は民主主義人民共和国思想なのです。
なぜなのでしょう?
別に、アッラーによってでも、イエスによってでも、ブッダによってでも、天照によってでも
平和主義ならいいはずなのに、共産主義の方が未だに「いい」としているのです。
十字軍や旧日本軍に神を利用した戦争の歴史があったことは確かですが、
共産主義には自分たちの利益や思想を守るための戦争がなかったとでもいうのでしょうか。
果たして労働者の為の労働者の利益を守るための戦争があったのだろうか?とさえ思う。

あと、左翼の人たちの自分は共産主義独裁に反対している、という人が多いですね。
(平和主義者≠左翼の立場で書いています。念の為)
共産党はマルクス主義を否定してないのに。
ということはマルクスを否定する社会民主主義者なのか、修正資本主義・自由主義者なのか。
そういうのもあんまり言わないですね。
それすら違うというなら、真の自由主義ですかね。
アナーキズム、ヒッピー思想。それはそれではっきりしていていいと思います。
左翼面でカシコぶってるよりはリアルですよね。




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