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女性問題って? [世相]

ヤジ事件で女性問題が取りざたされたついでに疑問を。

結婚しない男女とか出産の問題が取りざたされてるが、
世界保健機関、厚労省が合計特殊出生率を算出する定義として15~49歳女性が出産可能な年齢を15歳から49歳まで、と取っているのが気になってしょうがない。

私の近くでは最近の若者はそれなりに若くして結婚しているひとが多い。
参観日や運動会に行くと若い父母もよく見かける。

ある生まれ年だけを追いかけると、15歳を概ね100%未婚未出産とすれば、どんどん逓減していくから、
未婚率は減っていき、ある程度の年齢になると、成婚率が減り安定していくことになる。

日本では結婚できる年齢は、男18歳・女16歳だが、高校進学率が90%台が長く続いており、実質
18歳までほとんど結婚してない。また、高校以降の大学だけで50%以上、その他他各種学校へ
の進学を考えれば、22歳まではさらに半分以上が結婚の条件から外れる。
現在のその世代の女性が1学年60万人とすれば、18歳まで240万、さらに22歳までで120万人が
概ね除外されている。
WHOの数字が適正だとは思えない。

いち動物としてみれば医学の進歩により高齢出産がかなり可能になったとはいえ、
出産は命を賭して行うわけであるから、「適した年齢」がある程度自然界には存在する。
だから、それを超えてしまうと、当然に逓減していく。
また、医学により明らかになったリスクにより、高齢の初産を女性たち自身が回避するケースも増えている。
典型としては、ダウン症の発症率が45歳で30分の1とされている。なぜだかはわからないけれど、
自然の不思議でそうなっている。逆に産めるようになったとはいえ、医学的な力で命の後押しを
するには限界がある。自然を超えられないのはしかたない。

人口比率も、高校生世代が60万人以下に対し40-45世代の多くで90万人を超えている。
つまり、この世代の出産率が低い場合、40代の成婚率が下がることを考慮すると
49歳までその割合が大きく改善することなく持ち続けることになる。
さらにその世代はバブル以降の世代で、結婚や出産の価値を軽視していた世代なので、
数字にも大きく影響しているだろう。

要は、女性だけの問題あるいはハード・ソフトの問題だけではなく、社会システムや人口比率、
価値観の問題もものすごく関与している。
しかし、日本はあともどりできない。
高校・大学の進学率は下げられないし、学卒年齢も上がる。当然出産に適した年齢環境は上がる。
自然的な母体は進化しないから、つまり、減った少ないチャンスで確実に産んでくれというのが現状である。
当然男の生き方にも影響するのに女性優遇を進めればいいという風潮も気になる。
そのような都合のいい人口政策があるだろうか?

私はむしろ少ない人口で国土と資源を豊かに広々と使った国であることも選択肢ではないかと思う。
ものを高く売る、経済大国であり続けることに意味があるだろうか?
国民が十分に暮らせる資源は本当にこの国にはないのだろうか?

WHOの数字だけで計れる物差しではない。
我が国独自の計算をやって、計画するしかない。
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