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韓国沈没事故に見る国民性、マインド [韓国]

韓国の大型客船が水没してしまった。
280名以上が不明という、近年の船舶事故史上まれな大事故だ。

家族たちの心中はいかばかりかとは思う。
一方、韓国人気質というか、そういうものも垣間見てしまう。
いいか悪いか、ではなく好きか嫌いかの問題かもしれないが。

まずいやだな、と思うのは懸命に作業に取り組む作業員、警察等に怒号を浴びせる光景である。
「おまえら、助けると言ったじゃないか、作業を続けろ」
と闇夜にどなる。

思いつきで「船体に穴を開けろ」という。
彼らはたまった空気で逆さに浮いているコップに穴を開けたらどうなるかすら考えない。
救援作業をしている彼らには何の非もないというのに。

お悔やみ?謝罪?とにかく現場にやってきた校長に水をかけて詰め寄る。
おまえの計画が悪かったからだ!と。教育者として心痛だろうに。

船長はインチキ船長だったかもしれないし、航海士が素人航海士だったのかもしれない。
救援隊よりむしろ、責任があるとすれば、船に乗った自分たちにあるというのに。

自宅では、「おまえがあんな高校に行かせたからだ!」とやるんだろう。

バスが混んでいる、と運転手に文句を言う人に似ている。
快適に行きたければ金を遣ってタクシーに乗るだけで解決するのに、
節約と快適というバランスをとりながらバスに乗っている人たちの気持ちを不快にさせる。
自分が乗っているからさらに混んでいる、という責任意識はなく、運転手に文句を言うのだ。

医者がなかなか直せないからと自分の不摂生の人生を忘れ医者に文句を言う。
エコノミーの代金しか払っていないのに席が狭いとCAに文句を言う。
責任ある人間に適切にモノを言うのはいい。
しかし責任のない人に当たり散らす人ってのは大嫌いだ。

安全を犠牲にしてでも改造し、何らかの原因を作り沈めたのは船会社で、
乗船を選択したのは乗客やあるいは学校で、学校を選択したのは親子であるが、
救助隊には責任はない。
八方尽くし、船底がわずかに浮かぶ船をみて困り果てているのは救援隊である。

救援隊にくってかかるだけで、何もしない親たちの醜さと言ったら他には類がない。
本当に文句があるなら、闇の中手漕ぎボートで行けばいい。
漁船をチャーターして、ライトとバッテリーを買って闇の中で作業すればいい。
彼らは自分の気持ちがおさまらないからと言って、八つ当たりし、混乱させ、わめいているだけの
何もできない男女である。

本当に救援隊が気の毒だ。
こういう光景は毎度のことだからもう慣れているのかもしれないが。

コンサートを自粛したり、生存を祈る集会をやったり、関係ないところでは
慈善心を表そうとするのに、なぜ八つ当たりする文化は改められないのだろう?
人間、むき出しになった土壇場が本性が出る。そういうことなのか?
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