ハゲタカに立ち向かう西武 [経済]
とまあ、こんな見出しが良く出てますが、
自分が外国の会社の大株主だったらどうだろう?
むかーし昔、東南アジアの生産性についてこんな話があった。
ヤシの実か何かをA地点からB地点に運ぶ競争をさせた。
日本人は両手に抱えて一回にどれだけ多く運べるかを考えて回数を減らして運ぶが、
かの国の人は片手でひとつずつ持ってどれだけ速く走って運ぶかしか考えない、
という話だった。
日本人は地域の為、会社の為、従業員の為という理念的概念が良い経営とされているが、
本当にそれでいいのだろうか?
投資家の株主ファーストは間違っているのだろうか?
利益を上げる為にはカスタマーズファーストという理念は大切で、
確かにユーザーに満足を与え、利用を増やさないと利益は上がらないし、
従業員の生産性を上げ人材を確保する為の待遇も必要である。
しかし、明らかな不採算部門がある場合、それを飲みこんで余りある経営状態
でなければ株主が文句を言うのは当然だ。
株主というからややこしい。出資者、お金の出し手といえば明確になる。
ヤシの実を片手で運ぶほうが楽で、いくら従業員が喜びを見出そうと、その為に
赤字の要因になるなら注意すべきだ。
これは利益第一主義のみにいえることではない。
コンプライアンス違反や最終的に社会の敵になったり、不評を買うことが
不利益をもたらすことをチェックする面もあるのだ。
そういう点では日本の会社や経営者は守られすぎているのである。
株主総会で総会屋を追いだしたのはいいが、文句をいう株主を黙らせる株主総会の
あり方はやはり異常だし、取締役は何も取り締まらず、監査役は拍手をしているだけ。
それは世界標準の会社ではない。
ハゲタカが悪いのか、主導権を守るライオンが悪いのか、まだ良く見る必要がある。
自分が外国の会社の大株主だったらどうだろう?
むかーし昔、東南アジアの生産性についてこんな話があった。
ヤシの実か何かをA地点からB地点に運ぶ競争をさせた。
日本人は両手に抱えて一回にどれだけ多く運べるかを考えて回数を減らして運ぶが、
かの国の人は片手でひとつずつ持ってどれだけ速く走って運ぶかしか考えない、
という話だった。
日本人は地域の為、会社の為、従業員の為という理念的概念が良い経営とされているが、
本当にそれでいいのだろうか?
投資家の株主ファーストは間違っているのだろうか?
利益を上げる為にはカスタマーズファーストという理念は大切で、
確かにユーザーに満足を与え、利用を増やさないと利益は上がらないし、
従業員の生産性を上げ人材を確保する為の待遇も必要である。
しかし、明らかな不採算部門がある場合、それを飲みこんで余りある経営状態
でなければ株主が文句を言うのは当然だ。
株主というからややこしい。出資者、お金の出し手といえば明確になる。
ヤシの実を片手で運ぶほうが楽で、いくら従業員が喜びを見出そうと、その為に
赤字の要因になるなら注意すべきだ。
これは利益第一主義のみにいえることではない。
コンプライアンス違反や最終的に社会の敵になったり、不評を買うことが
不利益をもたらすことをチェックする面もあるのだ。
そういう点では日本の会社や経営者は守られすぎているのである。
株主総会で総会屋を追いだしたのはいいが、文句をいう株主を黙らせる株主総会の
あり方はやはり異常だし、取締役は何も取り締まらず、監査役は拍手をしているだけ。
それは世界標準の会社ではない。
ハゲタカが悪いのか、主導権を守るライオンが悪いのか、まだ良く見る必要がある。
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