北朝鮮衛星打ち上げ

衛星成功発表。
予定通りに落ちるべきものが落ちたらしい。
衛星が上がっているかどうかは別として、宣言通りに実行されたということ。
しかも、各国を欺きながら、である。
欺くといっても別にだましたわけじゃなくて、うまくいってないようなフェイントをかけただけ。
それにまんまと引っ掛かった格好だ。
むしろ、日韓のインテリジェンス、諜報体制に問題があったのではないか。

日本の諜報のずさんさは際立っている。
韓国からの情報で分解中、ということを真に受けたとしたらこれはすごいこと。
韓国に北の工作員が居て、政府筋の情報として流したら
はいそうですか、と信じる体制だと言うこと。
韓国の情報があっても自己で分析する能力があれば、敵もダブルチェック体制を警戒するだろうが、
今回はもう北朝鮮にしたら大笑いの事態だろう。

前回は警報さえ機能しなかったし、今回は誤情報を鵜呑みにして両手ブラリ。

おまけに正恩は父の遺志を果たし、一回目の失敗を乗り越え、
衛星が上がろうが上がるまいが、そこまで達成したのである。
「軍事の天才」と称される彼の輝くべき軍事行動の功績が出来てしまったのである。
計画通り飛んでしまえば他所の国にミサイルと言われようが
「計画通りロケットの打ち上げ。言ったとおりだったでしょ」
てなもんだ。

伝説の１ページを飾り、正恩体制は強化される。
独裁政権は強化されたと言えるだろう。

タグ：北朝鮮 衛星 ミサイル 発射 金 正恩 軍事の天才 成功