尖閣諸島はどこへ行った？

「尖閣諸島買います。」
そんな広告を政府が打ったのに、その後なーんにも動かない。
商談中の看板がかかってて、売り手は資金繰り待ち、
買い手である東京都は資金繰りと合意文書を作成中、
という段階で、
「いやあ、前々から僕も実は欲しいなあって思ってたんですよ。
売り手に信じてもらえなくて断られ続けたんですけどね。
持ち主が売るって言ってらっしゃるなら、都で安く買って、最終的には僕に譲ってね」
って言いだした。人間のカス、最悪の寄生虫である。

民主党らしい場当たり政策。最後の面倒まで見るつもりがないのに
これやりました、あれやりました、とボーナス査定で言いたがる出世欲丸出しの
ちんかすサラリーマンみたいなもんです。

そもそも尖閣問題がひどくなったのは民主党のせいだって言う自覚がない。
海の上とはいえ国内です。
国内の陸上で、制止命令を出しているパトカーに自動車で体当たりしたら
どうするでしょう。その上逃亡を企てたら発砲して被弾させても正当な行為とされるでしょう。
それをなんら法的処置も施さず釈放するなんて滅茶苦茶にも程がある。

不法行為をやった三下のバックに反社会団体がついてるから、といっていちいち釈放しないでしょ？
やっぱりあれが分岐点だ。
うるさいことを言ってきても拘留し、裁判し、処罰に付す。犯罪歴つけて、罰金とかで帰れる身分になったなら
強制送還、懲役なら懲役の上強制送還。それが筋。
さらに諜報行為や偽装漁船なら国際問題として裁く。
それでもなお奪回しに来るなら開戦行為だから国連で取り上げてもいいし、
国連で拒否権を使うなら国交断絶もやむなしでしょう。

経済なんて関係なし。ベトナムやタイやインドネシアやマレーシアや台湾で十分。
中国がいなけりゃ何もできないっていう人は中国という国のカントリーリスク、
すなわち、独裁国家、一党独裁の共産主義、人権蹂躙、覇権主義、好戦、拡大主義という
ものすごい不安要因を考えなかった人たちだから、簡単にいうと単なる投資の失敗者であって、
資本主義国家下ではほっときゃいいひとなんですよ。
中国人だって、日本がいなけりゃどうなるか、ってこと思い知ればいいんじゃない？
アメリカだってキューバ産のラムや葉巻さえ輸入してないでしょ。
それと何が違う？

そもそも中国は第二次大戦の戦勝国ではないから、拒否権なんてもつのはおかしいんですよ。
あれは米欧州が植民地代表に与えた免罪符なんですよ。

中国・アジアを何世紀にもわたってレイプし続けたのは欧州列強が中心であって、
100歩譲って日本が欧州を結果的に相当追いだした唯一の国だというのを取り下げて、
最後に植民地化しようとした国だったとしても、
欧州各国は自国の植民地権益の為に戦っていただけというのは事実なんですよ。
別に人道とか、自由とかじゃなくて権益に日本が邪魔だった、ということで。

アメリカは自国領土を爆撃されたから、欧米では唯一開戦の理由を持っている国だけど、
その他の国は、植民地の取り合いだったわけだから、別に目くそ鼻くそだったわけ。
そこが欧州戦線と違うところで、自国領土が戦地となった欧州に対し、
アジアは植民地の取り合いだった。
だから中国に渡った拒否権は、ベトナムでもフィリピンでもビルマでもインドネシアでも
よかったはずなんだよ。
中国が偉いわけではない。
（言っとくが日本の戦争が偉くて正しかったと言っているのでもない。）

中国はその後、ヒトラー体制やスターリン体制に並ぶ20世紀の一党独裁恐怖政治体制
を敷き、今に及んでいるわけだから、ソ連崩壊後、国連の拒否権を持つ国では唯一
独裁国家なわけです。これっておかしいでしょ。

そのような国にビビってあの船長を解放してしまった民主党。
あなた方が、所有権を求められる立場にあると考えること自体が
サイコ政党だってことです。

タグ：尖閣 民主党 所有権 中国 独裁 一党 共産主義 恐怖政治