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不正生活保護問題 [世相]

不正生活保護問題において、扶養義務者の規定を厳重にせよ、という検討が起こっている。
これには困ったものだ。
一体、誰に見てもらうつもりなのだろうか。

直系血族(両親、祖父母、子、孫など)及び兄弟姉妹は絶対的扶養義務者としている。

無理だ。私には兄弟の子供の面倒まで見る財力はない。
私は3人家族だ。
賃貸でコンパクトに暮らしているのに、いきなり兄弟が生活保護の申請を
出したからといって、市役所が4人家族の生活費を出せ、と来られても拒否以外に打つ手がない。
私は借金が嫌いなので家も持たず、車も持たずに来たのに、こつこつ積み上げた貯金まで
調査される、というのである。そして、おまえが払え、と来るわけだ。

民法のように三親等内の親族にまで、兄弟姉妹を直系血族と同順位としている例は稀である。
明治民法においても親族間扶養の範囲は三親等内の血族までだったというのだから異常な法律だと
いうのは明らかだ。
成人して生計が別になってからの扶養義務なんて考え方がおかしい。
家族制度の名残も甚だしい。
犯罪や、起業の失敗による破産や、生活保護の要因は様々なのに、まっとうに堅実に暮らしているものが
貯金を持っているから出せ、というのは絶対に認めない。
文句があるなら日本に住むな、というなら私ならそうする。その方がましだ。

財源がないからと言って、現実にあわない法律を持ち出し、またまた儒教思想で
国民に押し付ける気か。
増税も決めるんだろうから、こういうわけのわからない法律の抜本改革をしたらどうだ?
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