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次長課長河本氏の件 [政治]

私は次長課長を好きではない。生活保護受給者にも疑念を感じることはある。
しかし、自民党議員が実名特定ができる個人情報を個人のブログやマスコミ
媒体に流すこれは絶対に許さない。

①生活保護の受給自体が嘘である場合
重大な人権侵害である。
芸人は一般人である。一般人の家族の「虚偽の情報」を流したとしたら、人権に対する悪意ある
風説の流布である。

②本当に親御さんが過去に受給していた場合
重大な人権侵害である。
そもそも、血縁者が有名人で高額所得者であったとしても、金銭・生活・世帯を分かちているのならば
生活保護の対象になりうる。場合によっては不和により絶縁していることもあるし、生活は不干渉
としている場合もある。借金や犯罪歴などで別に暮らしている場合もある。したがって血縁をもって不正
と決めつけるのは問題がある。

③本当に現在受給している場合
これが最も問題である。プライバシー情報を政治力で知りうる立場の人間が極めてセンシティブな情報
である生活保護受給者としての情報を入手し不正と断じ、有名人の名前を個人のブログで公開すると
は言語道断である。不正があろうとなかろうとこれは重大な犯罪である。
情報漏えいさせた公務員、個人情報を知りえた国会議員が個人情報を大々的に発表しているのである。
このような人間が主計局に勤務し、個人情報を握っていたかと思うとぞっとする。
それどころか、政治家となってから情報を握れる立場にいることにも、
守秘義務のある当局担当者が政治家に情報を流したことにも恐怖を感じる。

一個人として「不正」受給の情報をつかんだのであれば、通報し、不正をただせばいいではないか。
当局担当者は不正があるのであれば担当職務においてそれをただし、
受給を打ち切ればいいではないか。
過去に不正があって、打ち切りが済んでいるのならば、一旦解決しているではないか。
どこにも政治家に実名情報を流す要因はない。

不正をただす前に、情報把握をする以前に、公人の守秘義務を怠り、実名をブログにのせるなど
絶対に許されるべきではない。
担当省庁は重大な守秘義務漏えい事象として容疑者不特定としてでも告発すべきである。
情報入手ルート、公開までの道筋、事実関係を明らかにすべきだし、河本氏の親族は
国家を相手に損害賠償請求を起こすに十分な事案だと思う。
「政治家として」以前の問題である。自浄能力がないなら、市民から告発すべきである。

片山さつき氏を今まで評価していただけに大いに落胆した。
もう一方の片棒担ぎとその他郎党は片山氏のブログで「不正は不正。追求すべき。応援する」
とたわごとを書き込んでいる。
次回選挙では絶対にこのような自民党には投票しない。

女性セブンの記事にこう紹介されていた。
「非常に問題なのは、売れっ子芸人として若者たちにとても大きな影響力を持つ河本さんほどの立場の人が、生活保護をめぐるグレーゾーンについてきわめて鈍感であることです。この問題を取り上げるのは、彼を罰することが目的ではありません。ただしこのケースも含め、グレーは許さない、あくまで黒にしていくよう国会で取り上げ、法改正をしていかなければならないと思っています」

これを次のように書き直した時、彼らは自分を聖人といいはるのだろうjか。
「非常に問題なのは、政治家として国民にとても大きな影響力を持つ片山さん、世耕さんほどの立場の人が、個人情報漏えいをめぐるグレーゾーンについてきわめて鈍感であることです。この問題を取り上げるのは、彼女らを罰することが目的ではありません。ただしこのケースも含め、グレーは許さない、あくまで黒にしていくよう国会で取り上げ、政治責任、情報漏えいさせた公務員Xの責任追求をしていかなければならないと思っています」
彼らは黒だと思う。いかがだろう。
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コメント 1

ほんとほんと

そうですよねー。結局、この情報漏えいは糾弾されないのかな。
by ほんとほんと (2012-05-25 14:20) 

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