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京都歳時記 トキより鴨川のトンビを見ている。 [京都]

京都市の水辺とは川である。
今日はお天気も良く、ぽかぽかとしていたので
息子と細君連れで河原へ行った。
京都のまちなかでは川は多くの場合鴨川を指す。

トキの子育ての映像が20万回youtubeで見られているらしい。
トキはかなり恐竜っぽい、というのが印象である。
あのような鳥が近世まで日本中を飛び回っていたというのが
不思議に感じるほどだ。

鴨川でも巨大なサギがたたずんでいる。ぶわさ、と飛び立つと
これまたプテラノドンを思わせる迫力である。

鴨川の河原で腰をおろしてサンドウィッチや、テイクアウトのカレー等を食すのは非常に
気持ちがいい。ワインやビールがあれば素晴らしい。ピクニックである。
しかし、その時は大いに気をつけなければならない。
トンビである。彼らは川面からはるか高いところで優雅に
ピーヒョロロと笛を奏でているがごとく鳴いている。
あーのどかだな、春だな、と思うわけであるが、
彼らに我々は監視されている。
軍事衛星のように俯瞰的監視を行っている。

彼らは瞬間的に急降下を行い、猛烈なスピードと十分な迫力をもって
食物に襲いかかる。
サンドイッチ、クッキー、ハンバーガー、おにぎり、と何でも襲う。
そして運よく爪に引っ掛かるとそれをせしめるのである。
河原のトンビからすれば、生きるために食ってるだけなので
なんら悪いところはない。
彼らは捕食者、狩人なのである。
盗人でも害鳥でもなんでもない。
ただ、襲われると、某かの経済的損失とものすごい驚き
に見舞われるのである。もちろん、経験はある。

したがって、早飯の私は細君と息子が食事している間は
トンビウォッチャーである。
トンビの姿は好きだし、狩りをするときの動きなどは見ているに値する
ので、全く退屈ではない。
しかし、それは他人事の時の話である。
食事中の妻子の背後をバトミントンのラケットを肩に担いで監視するのである。
それもまた楽し、である。
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