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野田政権の馬脚・原発復興内閣 [政治]

野田政権の馬脚の露呈が露骨になってきた。
以前は「空き菅に比べたらまし」という論調だったが、
最近は「空き菅のほうがまし」とすら思えてきた。

「復興問題専任内閣」として、当初はスタートしたはずだった。
自民党も菅政権じゃなければ話し合うと言いつつ、
いざ発足してみれば協力体制どこへやら、
というのも問題ではあるが、
菅内閣の混乱の謝罪、予算成立、できるかどうかもわからない増税の不毛の論議、
最近は原発の早期「復興」に取り組んでいる。
空き菅はやってることは滅茶苦茶だったが、
野田政権もやっている理論や根拠が滅茶苦茶。
ブレインがいないんだろうなあ、と本当に憂国的心配になる。

増税なんて賛成票も理論武装も用意しなきゃ簡単にできないのに、増税派の理論だけで
数合わせもできないまま。攻撃の反証論拠はもってない。
原発はストレステストだなんだといってる間に何の論拠もないままゴー。
基地問題、北朝鮮のミサイル問題はしどろもどろ。それどころか、我が国は冷戦終結以降
最大の戦争当事国になる危機が迫っているのに、「想定外」に追いやった空論ばかりだ。
どの問題も論拠がない。
一生懸命やっています、というのと、
議論の打ち切り時期を示唆する「もくと」ばかりが飛び交う。
ところが一生懸命やっても、「もくと」は達成されず、議論の打ち切りばかりが先行し、
身内のクーデター、内紛、与党離脱...で強行採決もできない。
最悪の手法である強行採決すらできない与党に与党の意味があるのか?


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コメント 1

らむ茶のぱぱ

北朝鮮のミサイルは、落ちてくる破片を迎撃ミサイルで破壊するなんてことは、最初からできないことで、あんなふうにものものしくやるというのは、北朝鮮の脅威を煽って、沖縄基地問題を前進させたいという現れなんじゃないかなと思います。
そもそもに野田内閣は、党内の最大勢力親小沢議員を飼い殺し封殺する形で、自民党と手を組んで、自民党ではできなかった政策を推し進めようという方針のようですが、相手のことを思いやる気持ちがないというか、自民党が政権にいる間は、あれほど赤裸々に反対しておいて、自分たちが先見をとったら果報は自分たちがとる形で協力してくれというのは、どうも筋が通らないと思わないところが不思議ですね。あの人たちは人の情なんてものが理解できないんでしょうか。
by らむ茶のぱぱ (2012-04-22 08:13) 

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