ＮＹダウ大幅下落

ニューヨーク株式市場は、ギリシャをめぐる欧州の政府債務危機再燃、
世界経済の先行き懸念により大幅下落。るダウ工業株平均終値は、
前日よりも２０３．６６＄安い１２７５９．１５＄に値下がり。
今年最大の下げ幅。


ギリシャの危機が遠のいた？
一見債務交換やらなんやらで処理が進んでいるように見えるだけで
官制デフォルト（あるいは欧州制デフォルト）。
本質は変わってない。

昨日書いたけど、やっぱりギリシャを怖がってるんだね。
値上がりしたらその時点で逃げちゃう。
利益確定のマーカーは13000＄。当面の上限。
日本株は10000円。

ほんと、市場関係者やら、経済新聞ってえのはいい加減。
上げの時は、
上昇！連騰！続伸！
調子のいい言葉がやたら並ぶ。
その後にくっついてくるヒモのような解説は何なんだ？
「云々を好感していますが、ほんとはそんなことはない。やばい」
という記事は見たことがない。
下げるときは逆で、お抱えエコノミストたちは
「云々が下落要因ですが、ファンダメンタルズは云々、マクロ的には云々...」
とか何とか言って、馬鹿でも当たるような、昨日初めて
株価とは何かを知った人でも外さないような、超大幅なレンジを
今後わずかなタームに当てはめて、したり顔でしゃべっている。

保険や証券が一般人に売れなくなるようなレンジの予想は何があってもしない。
プロは裏をかく商品を買えるので、新聞等に公開されている予想は
一般人向けに出されていると考えていい。
競馬の予想と大して変わらない。
良くも悪くも大穴が来れば、一緒に驚くか、事後解説を加えるだけで体面は保たれる。
レースコースと駅の間の予想屋のおっちゃんと何にも変わらない。背広を着ればだれでもできる。

彼らは、マクロ経済学に詳しいとか欧州事情の分析に詳しいとか言うけれど
なぜ、年金の利回りが予測を上回れないのか、を考えればわかる。
別に彼らの知識が言うほどの秘密兵器ではないということである。

さあ、エコノミスト諸君、今日の日経平均を予測してみろよ！

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