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無買週間#4 選べないは不快でない? [世相]

無買週間継続中である。
ついに細君が残りの卵に使用予定の日付を書きだした。
腹が減れば小麦粉でチャパティを作っている。
先入れ先出し方式で消費している。
甘いものが欲しければあまりモノの飴を、
腹が減れば小麦粉でチャパティを作っている。
インスタントコーヒーがなくなったが、もらいもんの緑茶の
ティーパックを発見した。
なぜ冷凍庫のモノのおさまりが悪いか、ということも解決した。
保冷剤のストックがバラけていたからだった。
野菜室には大根、いも、玉ねぎ少々、ニンジン半分。
ほかは何にもない。
買物に行くこともないので、スーパーのアイミツをすることもない。
時は金なり、とはよくいうたもので、部屋は片付く、
金は減らん、頭は使う。
少々たいそうな言い方をすれば、今まで選ぶことやモノを残すことに
どれほど時間を費やしてきたのか、とさえ思う。
衣食住の順番、というが、洋服は靴下や下着を除けば一生分ある。
いや、靴下も下着も、2-3枚で回せば履かなくてもいい(なくてもいい)
ものが結構ある。
身ぎれいにさえしていれば、今まで自分が好きで選んできた服がたっぷりある。
よくよく考えてみれば、革ジャンや、コートや、ジーンズや、僕は割と高価でなくても
タフな一生モノ的なものを若い時から買ってきた。だからモノが減らないんだけど。
新しいものに飛びつくことなく昔から好きだったものを愛でるのもいいかな、
とさえ思う。実際、着てみたら身にしっくりくるし、結構うれしかったりする。
ほんの少し前まで、アメリカや日本や英国は自国で誇れるいいモノを作っていたのだなあ、と思う。
こういう私のような人間が消費を妨げ、グローバリゼーションを妨げるのではあるが、
消費の最前線である、例えばファストファッションや、ファストフードはよくよく考えてみればゴミを増やし、
資源を浪費し、デフレを増長させている。売上目標の数字はできても、社会は豊かにならない。
貧困を世界で生み出す。

「選べない」は不快なことでもはなさそうだ。

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