SSブログ

無買週間#1「靴下の修理」 [世相]

私は予てからの無理やら病気やら昔の事故のせいか、
膝から下が冷えると痛む。
よく、冷えないソックスだの何だのと売ってあるが、普通の丈だと
全然よくない。
で、ハイソックス派。
この冬はなぜかハイソックスの寿命、というか「穴」が開いてしまう年まわりらしく、
ジャンジャン穴があく。
ところが、安い値段の、ちょうどいいハイソックスにであうことができず、
ずっと持ってるハイソックスの穴を針と糸で埋めながら履いている。
理由は簡単。見栄えよりあったかい方がいいから。
穴のあいていない普通ソックスでは嫌だから。
ところが、本当に靴下も限界がきはじめたらしく、埋めて、選択したら
穴があき、といたちごっこになってきた。
じゃあ、いっぺんどこまでソックスが耐えられるのか、冬もの最終バーゲンに
なるまで修理して履いてやろうじゃねえか、とずっとやってきた。
傷んだソックスから生地を切り出し、足裏に縫い付けて行く。
最初はビンボーくせえ、と思っていたが、どんどん貼り付けて行くうちに
面白くなってきた。笑えてくるのだ。超個性派というか、左門豊作もびっくり
である。
最初は黒い糸で目立たぬようにやっていたが、今度は携帯用の裁縫セットのあまりの糸が
目についたので、色とりどりピンクや赤や紫や、
とにかく使われない糸を先に使って修理をしている。
昭和30年代の風情である。
細君にはみすぼらしいだの、貧乏くさいだのと責められるが、
色が入ってから、ますます楽しくなってきたのである。
今日も土踏まずにUの字型の補修を施し、毛玉をきれいにとってやった。
かれこれ3カ月近くやっている。
どうにもこうにもかかとより下が使い物にならなくなったら、最後はハイソックスのスネ部分
をほかの一般のソックスに移植しようか、と考えている。
もはや、雑誌「Lightnin'」に取り上げられてもいいほどのリペア、カスタムぶりである。

今日もイズミヤではハイソックスの特売はなく、あくなき闘い、いや楽しみは続くのである。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。