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憲法改正 [政治]

この1年の最悪の政治状況のなかで、私は「憲法の改正」について
思いを巡らせる1年でありました。
別に9条がどうのこうの、定数がどうの、内閣がどうのというものではありません。

もっと根本的な条項を加えるべきだということです。
フランス革命で暴政を打倒した経験から、いくつかの国の憲法には、抵抗権
が明文化されています。
私腹を肥やすための悪政や、暴政への抗議に対する弾圧を、国民が選挙によって排除
できない場合、武力を含め為政者を排除しても合法という国民主権維持の考えです。

今の日本はどうでしょう。
議員、首長は確かに選挙で排除できるとして、行政を仕切る官僚は排除できません。
実際に政治を動かすところには国民の選挙では手がつけられません。
そこに巣くう企業、団体、学者や、違法な企業を社会的に排除することはできません。

公務員が一元的に悪いとは申しませんし、暴力による改革が逆の効果
(圧政、あるいは政治を圧迫するものの出現)を産むことがもあるかもしれません。
しかし、国民の意に反する悪政を改めない行政担当者の立場が完全なる安全と自由
を守られている必要はないと思います。
悪政に抵抗する権利を憲法上規定することが、今のこの国には必要ではないでしょうか。

私は左翼でも、社会転覆をはかるものでもありません。
ただ、法律を守らざるをえない人が何もできず、法律に網の目をつくって好き放題している人が
偉いという日本国社会はいかがなものか、と考えるのです。
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