増税反対

①野田首相のロジックはおかしい
増税という問題を法案可決後→民意を問う為の選挙というのは、おかしい。
法案可決の為の国会→選挙→民主敗退の場合、法案否決の為の国会
となる。法令を作成するための経費、国会運営費を考えれば、
選挙→法案可否を問う国会が一番安くつく。
復興に金のいるこの時期に、国費節約を掲げてきた政党が、
財政再建が目的なのに、財政から無駄な出費を出動させようってんだから、
馬鹿だねえ。
落語のネタみたい。

②野田内閣にそれをする資格はない。
大体、死に体内閣を、解散を回避してまで復興内閣に継続させることを許したのはなぜだ。
復興をするためだ。増税と社会福祉の一体改革の為ではない。

③社会福祉の改革？
社会福祉費が復興のために足りないなら、今支給されている年金、生活保護、雇用保険
ありとあらゆる支給そのものに網を掛け1％でも減らせばいい。
「今」もらっている人は、「今」の世代の支払に頼っている。つまり、積立でも何でもない。
積立はもう消えている。「今」の世代が払えないのに、積立が足りていない人が
もらえる、と考えるのはおかしい。そこまでいくと前の世代の傲慢。

今の世代のことをちょっとは考えてよ。
先輩と子どものことばかりじゃなくてさ。
先輩を支えるのも、子どもを育てるのも、おれたちなんだよ。

④無駄カットはどうなった？
社会福祉の経費が足りないから消費税の増税を10％にするというなら、
年金や生活保護費を何％か減額にしたら、事足りるはずである。
しかし、さにあらず。
社会福祉のお金が末端に届くまでの無駄を省いて行けば
出来そうなもんだけど。天下り先という別枠の社会保障制度が邪魔してるん
だよね。ちっとも無駄のカットが進んでない。すくなくともそう見える。

政権交代前と比べて、無駄のカットもなし、マニフェストもなし、増税あり。
地震がなくてもこれじゃどうもしやあないでしょ。
増税法案は選挙なしでの可決は暴挙。
復興内閣の仕事をしたら、即解散。
そう言ってたじゃないか。

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