菅総理脱原発会見

軽ーい扱いでしたね。
「６時から会見やるぞ」と朝から言っていたのに。
まあ、日中、マスコミも
「今度は何を言い出すのやら」
といった扱いだったし。

案の定、「脱原発という考えにいたりました」
という、読書感想文みたいなもんやった。

夕方のニュースでも、夜のニュースでも、３番目位に
「こんなんいわはりましたけど、ほんまははっきりしたことはなんにもないんです」
という具合で...。

「考えにいたりました」とは何事か。
時間指定の総理大臣の記者会見で発表することかなあ。
公費の無駄遣い。電気の無駄遣い。マスコミの無駄遣い。
「一応」でも、政治に前向きに、あるいは批判的にでも、向き合おう
としている我々への侮辱...冒瀆...不遜....適当な表現に値する言葉が
見つからないんだけど、要はおかしいやろ、その会見。

また、みんな、右往左往もできず、真意は何か、と世間の動きを眺めながら
停まって観てるしかない。止観、とか、思索、とか、高尚なものではなくて
模様眺め。だって、担当大臣がそんなん知らんていうて、経済界はほな
どうなりますねんて怒って、みんな腕組みする。

脱原発解散、なんてやっても民主党勝てないと思うけど。
自民党にじゃあＣＯ2削減っていってたのはどうなるんだよ、とあげ足取られてすってん。

寝言は寝間で言うか、日記に書いておいたらいい。
「脱原発にしよう、と心の中で決めました」と。

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